内田カヲルさんの2009年12月新刊。
初めて内田さんの作品を読みましたが
絵が濃いですね~。

毛の表現もさることながら
スネ毛もあるのでちょっとビックリ。
まぁ可愛らしい絵柄じゃないので
違和感ないですがw


そして続きがあるのなら 著者:内田カヲル
竹書房バンブーコミックス BLコミック 2009年12月
★★★
そして続きがあるのなら (バンブー・コミックス 麗人セレクション)/内田 カヲル
¥630
Amazon.co.jp


◆あらすじ
やる気のない麻雀漫画誌の編集者・坂口は、打ち合わせ途中に立ち寄ったコンビニで偶然、高校時代の後輩・藤代と再会する。 藤代は坂口に漫画家になる夢を諦めさせた才能の持ち主だったが、漫画を辞めバイト生活を送っていた。 もう一度、藤代に漫画を描かせるためにあれこれ世話を焼く坂口。その甲斐あってか藤代の漫画が評判になり、大手出版社に引き抜かれて二人の関係は終わったかと思われたが―――。 暴力編集者とヘタレ漫画家志望の10年越しの想いを描いた表題作と、人気漫画家とそのマネージャー(兼恋人同士)となった二人のその後を描いた続編他、読みきり1編を収録した最新作品集!! ◆



麻雀漫画誌の編集の坂口は

担当漫画家に逃げられて
代原を探さなくちゃならなくなり
再会した藤代に白羽の矢を立てます。

高校時代、漫画家を目指していたけれど
藤代の作品を見て自分の才能のなさに気づき
編集者になった坂口。

それなのに漫画を辞めてしまったという藤代に
納得いかない思いを持ってたんですね~。

で、もう漫画は描けないと泣きつく藤代に
1週間で描けと無理やり描かせるのですが
これが注目を浴びます。

坂口の雑誌で描いてる時は
坂口は意欲的に藤代のサポートに徹してるのですが
それが大手に引き抜かれてしまうと
複雑な心境になってしまいます。

自分には叶わなかった夢を叶えた藤代に対して
確かに悔しくてたまらない気持ちがあるのだけど
それ以上にその才能に惚れ込んでいたことに気づくんです。

それが自分の手を離れてしまってつまらない。。。
。。。だけではなかったようで(笑)

そんな時に藤代が坂口を訪ねてくるんですね。
『先輩のことがずっと好きだった』と…。
そこで坂口も自分のすっきりしない気持ちの正体がわかる。

それからはもう二人の世界!

藤代がとにかくヘタレで坂口に依存しまくりですw
坂口は口の荒い傍若無人な俺様キャラ。
てっきり坂口が攻めだと思ったら…
藤代が攻めなんですよ~ァ '`,、(๑´∀`๑) '`,、'`,、


お話は大手出版社の担当編集も絡んできて
坂口と藤代の関係にも危ういものが兆してきます。

んでも終盤あたりの展開が、なんだか簡単すぎて
読んでてちょっと納得いかなかったんですけど。
あとがき読んだら続編を描くつもりとあるので
それでなのかなと思ってます。

もう1編は…イマイチ意図がわかりませんでした(笑)


<お知らせ>
昨日の腰乃さんの漫画のレビュ
携帯では読めなくなってます。
スミマセン。
ヤヴァイ単語はないはずだけど、
きっと内容ですね。
たぶん、アレだな・・・あの文章だな。



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