ﾌﾞｸｵﾌでみつけたので買いました。
短編がいつくか収録されてますが
どれも素敵なお話なんですよ～！
誰がおまえを好きだと言った 著者：山田ユギ
竹書房ﾊﾞﾝﾌﾞｰｺﾐｯｸｽ BLコミック 2005年8月
★★★★
- 誰がおまえを好きだと言った (バンブー・コミックス 麗人セレクション)/山田 ユギ
- ￥590
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◆あらすじ
同級生の年の離れた弟・宗次郎に昌幸が始めて告白されたのは昌幸が高校生、宗次郎が小学生の時。冗談にしか思えない出来事だったが以来10数年、昌幸が脚本家になり、宗次郎がエリートサラリーマンになった現在もその関係は変わらない。 「昌幸さんが俺のことを好きになってくれるまで待ちます」 自他ともに認めるイイ男に成長した今も昌幸を追いかけ続ける宗次郎。 （女だったら理想の恋人だけど…お前じゃダメなんだ） そんなある日、宗次郎が昌幸をあきらめて上司の娘と見合いしたと聞かされて!? 大人になると自分の気持ちに正直になるのが難しい…やっかいな男達のもどかしい恋愛模様を描いた作品集!! ◆
表題作 誰がおまえを好きだと言った
宗次郎が一途です～ｗ
小学生の時、初めて告白した時の昌幸の返事は
「毛が生え揃ったらな」
もちろん下の…ですｗ
宗次郎が告白するたびに
なんやかんやと条件をつけて逃げ続けた昌幸。
その条件をクリアするたびに告白する宗次郎。
でも、その条件は宗次郎から逃げるためだけのものだったと知り
あきらめようかと考え始めるのです。
昌幸はノンケなんですが
女が途切れることがなく、２また３またとかしちゃうくらい。
で、それがめずらしく途切れた時に
宗次郎の見合いのことを知り、心が揺れ始めますが…。
宗次郎は過去の条件で口の利き方を言われてるので
通常は昌幸には敬語なんですが、
はっきりしない昌幸に迫っていく時は
言葉遣いが元に戻っちゃったりしますｗそれがイイ！
宗次郎の兄ちゃんはカマっぽいゲイなのですが
彼もいい味出してます～！
短編ですが、宗次郎と昌幸の心の動きがしっかり描かれていて
素敵なオチもちゃんとあって、さすが山田ユギ！
他にも面白いお話がいっぱい～！
我が家は楽し
バツ３とバツ１の同級生が同窓会で再会する話。
ひょんなことから同居することになりますが
そこにバツ３の方の息子がやってきて
バツ１のナニをテコキで抜いちゃいます。
それを見たバツ３の驚き！
それ以降、ふたりの心に変化が…。
中学生当時は気づかなかった初恋に気づいたりもして。
ノンケの男ふたりが、
友達から恋人への境界線を戸惑いながら越えていきます
照る日曇る日 暗いトンネルの向こう
元上司の家を訪ねたら、彼はゲイだった…
そしていきなり言われたのが
「悪いんだけどちょっと挿れてくんない？」
上司はﾀﾁ専門だったのですが
別れた男が、自分に挿れられてどんな気持ちだったのか知りたいと。
で、元部下は挿れちゃうんですね～
女もろくに知らないのに、男の味を覚えてしまった部下…。
俺様キャラな元上司とアレコレしてるうちに
惹かれていってしまいます。
お互いタチがいいのでなかなか挿入させてもらえませんが(笑)
靴下の穴、苺の染み
バイト先の、すぐ怒るノンケのチーフ。
いつも怒られて俯いてばかりのゲイのバイト。
怖いんだけど、自分のことを気にかけてくれるチーフに
優しさを感じ始めるバイトくん。
チーフを好きだと思う気持ちをなんとか止めようとする彼が切ないです～。
受けのバイトくんがすごく色ぽい♪
ってか苺ってエ/ロ/イですね←
おねがいちょっとだまってて
奥さんがいる男との不/倫に苦しむ男。
割り切ろうとしても割り切れない。
別れようと思っても別れきれない。
そんな時、隣人の男に口説かれてしまいます。
隣人の男、当て馬にもならないと言われてますが
彼がいたから主役の二人が一歩を踏み出せたのですｗ
おまけマンガでは
『おねがいちょっとだまってて』の隣人の男の店に
『誰がおまえを好きだと言った』の兄ちゃんが来てますｗ
で、『誰がおまえを…』の二人は温泉旅行でしっぽりと…
カバー裏のマンガが面白い！
『誰がおまえを受だと言った』と
『誰がおまえを攻だと言った』
壁|*￣ｍ￣)ノ彡☆ププププ!!バンバン!☆
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