ヤクザのドS攻め~なお話でしたw


午前一時の純真 著者:水原とほる イラスト:小山田あみ
徳間書店キャラ文庫 BL小説 2008年4月
★★★★
午前一時の純真 (キャラ文庫)/水原 とほる
¥570
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◆あらすじ
深夜の帰り道、突然目の前に飛び込んできた血塗れの男――。 内気な大学生の史也は、無視できず介抱するが、偶然男が持つ拳銃を見つけてしまう。『バラしたら殺す』傲然と威圧する男・鷲谷は、なんと対立組織に襲われた若き極道の組長だった!! しかも恩を仇で返すように『始末するには惜しい身体だ』と、史也を凌/辱して!?極道の男に刻まれる痛みと快楽――ハード・セクシャルLOVE。 ◆



鷲谷、怖いッス!
ドSで鬼畜!そして執着!


鷲谷は任侠なんて気にもかけない
合理主義の経済ヤクザなのです。

その鷲谷が刺されて怪我をしているのを拾ったばっかりに
(というか、無理矢理拾わされたようなもんですが)
とんでもない世界に引きずり込まれてしまう史也なんですね~。



怪我をして史也の部屋に転がり込んだ鷲谷、
『針と糸はあるか』って史也に聞くんですよ。

ひっ!まさか!
って思って読んでたら、
裁縫道具の針と糸で、自分のお腹をザクザク縫いつけちゃいました。
(((((((/;_;)/ ヒィィイイー!!
痛そう~!(って、普通出来ないよねwww)

このシーンが初めの方にあって
それ以降は痛いシーンの怒涛の嵐ですwww


鷲谷の舎弟たちが、鷲谷を刺した男を捕まえて
報復しているのですが、
その現場に史也を連れて行くのですよ。

史也の目の前で、鷲谷も殴る蹴るの凄惨な暴行を加え
最後は『富士の樹海に繋いで来い』と部下たちに命令を下します。

死ぬ寸前まで痛めつけられて
富士の樹海に捨てられたらどうなるか。

自分も鷲谷から逃げようとすれば
ああなってしまうと恐怖に震える史也です。

身体を繋げてもいるのですが
いつも痛い思いをさせられてるから
それもまた恐怖なのですよね。

読んでても痛い痛い(笑)

いつも泣き叫んでる史也ですが
気持ちよくないのかと言えば、そうではなくて。。。(ぇ
そこには確かに快楽がある。

だから余計に始末に悪いんだけど ((*゚∀゚):;*.':;ガハッ


で、お話が進むに従って

鷲谷の過去や内面が見えてくるんです。

終盤のラスト近くにならないと
鷲谷に対する史也の恐怖は薄れていかないのですが、
読んでる側には、徐々に伝わってきます。


何故、鷲谷が史也を気に入ったか
気に入っただけでなく、何故執着したか。

鷲谷は史也が可愛くて仕方がないのだろうけど
結局、不器用なんですね。
史也に甘えて欲しいのに、
甘えさせ方がわからず、怖がらせてしまったり(笑)


鬼畜な攻めが、受けを溺愛ってシチュが大好きなので
期待しながら読んでました~《《《《♪♪(*´▽`*)ノ゛うふふ~


小山田あみ氏の凶悪な三白眼の鷲谷が
めっちゃかっこよくって!
ラストの挿絵で、エ/ロ最中に史也に微笑んでる鷲谷の顔が
すごく好き~❤萌え萌え...(*'д`*)'`ァ'`ァ



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