シンプリー・レッド 著者:水壬楓子 イラスト:汞りょう
徳間書店キャラ文庫 BL小説 2008年4月発売
★★★★
徳間書店キャラ文庫 BL小説 2008年4月発売
★★★★
- シンプリー・レッド (キャラ文庫)/水壬 楓子
- ¥580
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人外BLですw
水壬楓子氏はあのコルセーアの著者です!
冥界から人間界に派遣されている死神・碧は、
魔界から派遣されている悪魔・左卿と、コンパ帰りに大学構内を散歩している時に、左卿の使い魔である黒猫の吉宗に、おもちゃにされて泣かされていた吸血鬼の子供を拾う。
碧は、母親に捨てられ生きる術を知らないその子供を
ペットを飼うノリで育て始める。
その吸血鬼の子供が『真冬』と言います。
真冬に拾った子供だからという単純な理由で名づけたのはもちろん碧。
死神の仕事は死を司るもの。
悪魔は死んだあとの魂を回収するもの。(天使と、魂の争奪戦になりますが)
だが、吸血鬼は人間の死を奪うもの。
吸血鬼に血を吸われた人間は吸血鬼になり不死になっちゃいますから。
本来死神や悪魔たちと吸血鬼は対立関係なのです。
だからその吸血鬼を拾って育ててる碧が、冥界で問題になってしまいます。
他にも人外イケメンがいっぱい!
左卿ももちろんカッコイイです!
黒猫の吉宗がまたいいキャラしてるんですよ!
ちょっとイヂワルだったりwでも真冬とすごく仲いいですよ!
人間には猫の鳴き声にしか聞こえないですが
碧や真冬たち人外キャラにはちゃんと言葉が通じてます。
真冬には何か他の魔物の血も混じってるかも?って感じなので
続編が出るかしら?出るといいなぁ。
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