涼宮ハルヒの憂鬱「笹の葉ラプソディ」です
2009年版で追加された話だけあって間違いなく2009年版ですね。キョンの表情がとっても豊かです
世界がリセットされるかもしれない危機は去り、暇つぶしの野球大会も終わった7月7日
つまり七夕の日をハルヒさんは無為に過ごすはずもなく
笹の葉に短冊で願い事をしよう!とえらく俗的なことを言い出します
ハルヒ曰く、七夕で願いを叶えるのは彦星と織姫
すなわちアルタイルとベガはそれぞれ16光年と25光年の距離があるため16年後・25年後にならないと願いが届かないので
16年後と25年後に叶えて欲しい願い事をしよう!ということになります
全員なんとなく願いをして満足かと思いきや、急にハルヒさんは憂鬱な雰囲気になります
さて、こうやってまとめて記載してるとなお更目立つのですが、このあと唐突に朝比奈に「3年前に行こう」と言われて移動することになります
キョン:なぜ3年前に行くんですか?
朝比奈:分かりません。
キョン:まぁ、可愛いからいいか
迂闊な行動をして死に掛けた人間の行動とは思えませんね
3年前ということは高校一年生のハルヒさんが中学一年生だった頃で
中学一年生のハルヒさんは七夕の夜に学校に忍び込み
校庭に謎のメッセージを書きます
もとい、校庭に謎のメッセージをキョンに書かせます
このとき、ハルヒとキョンは少し会話をしていて、宇宙人はいると思うか、未来人や超能力者は?という問いにキョンは肯定します
キョンにとって、宇宙人・未来人・超能力者は既に知り合いにいたので、いると思うと答えてしまうわけですが
もしかしたらこの言動がキッカケでハルヒがそういう人たちを集め始めたのかもしれないちょっと面白い話です
まぁ、鶏が先か卵が先か、みたいな話ではありますけどね
そんなこんなでもとの時代に戻ったキョン、教室にはハルヒの姿が
「七夕にはちょっとした思い出があるのよね」
中学時代、初めて自分を否定せず、自分の行動を理解し、不思議なものの存在を肯定した男性のことを思い出しているのかと思うと可愛らしいですね
というところで以下次回涼宮ハルヒの憂鬱「ミステリックサイン」へ続きます
ではでは
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