あえて「逆張り」をする | B級投手の遅球日記

B級投手の遅球日記

県内で最もタマの遅い投手。でも全日本プレーヤー!(笑)

僕が「B級投手」を自称するのは、謙遜でも何でもありません。選手としての僕は、自分が「B級」の資質しか持ってないことを自覚し、メジャーの世界の中で生き残るため、あえて野球・ソフトボール競技の常識の「逆張り」をしながら、変則選手としてここまでやってきたからです。ほんの数例をあげただけでも、

 

①打つときにバットを握る両手の間隔を「あける」 → じつはスイング時のバットのブレがなくなり、異様に正確なミートができる。これで僕は「岐●の安打製造機」「湖国の殿●」と呼ばれ、最終的には打撃の日本記録までつくれました。

 

②打撃は「上半身」しか使わない → 「打撃は下半身から」のセオリーをまったく否定しました。男子ソフトボールの160キロクラスの速球を上半身の力のみで打ちかえす。てか、下半身を使っていたら間に合わない。事実、これで僕は全日本選手権のクリンアップを打ち、国体優勝投手からもガンガンヒットを打ちまくってます。東海選手権でも優勝。大会長打記録も保持。

 

③ソフトボール投手なのに「ブラッシング」をしない → おそらく全日本クラスの試合に登板するピッチャーでブラッシングをしないのは僕くらいでは。しかしこれで地域リーグで2回最多勝投手にもなっているんですね。

 

④野球の投手として「速球・変化球を磨くこと」を捨て、変則モーションと遅いボールを磨くベクトルを追求する → これで投手王国のチームのなかで、ほんの一時とはいえエースの役割を果たしました。

 

…等々。

 

なので、僕は指導者資格はもっていますが、他の選手を指導する勇気は持てない。みんなが僕みたいな選手になったら困るからです。(ただ、いつか自分のこの変則的な「生き残り」の技術書?は一冊にまとめて書いておきたい気も笑)

 

そんな僕が、このシーズンオフ、野球の投手として、さらにもうひとつの「セオリーの逆張り」に着手しました。いまのところ、ブルペンではムチャクチャ上手くいってる。さて実戦では通用するのか? どんな結果になるか、不安しかないけど楽しみです(゚Д゚;)