ここ数年大人の休日倶楽部きっぷを利用して、東北旅行を楽しんでいます。
今年もお友達のぎずもさんと、東京駅をこまちに乗って出発しました。
目指したのは、秋田市です。
朝の列車ですから、ちょうど着いたのはお昼頃。
当日のメーンイベントは夜なので、お昼はラーメンにする事になりました。
入ったのは、秋田駅前の末廣です。
中華そば並と半チャーハンのセット1千円也を、食券販売機で購入、しばし待ちます。
半分予測してましたが、お江戸だと大盛りにチャーハンを頼んだのと変わらない量が出てきました。
こちらのラーメンは、富山ほどではありませんがかなりしょっぱいものです。
日本海側は夏場の温度は高くなります。
塩分補給には、ちょうど良かったのでしょう。
諸般の事情でスープの完飲はやめておきました。
地方都市にお邪魔したら、市場を見て回るのが基本です。
秋田市民市場にお邪魔しました。
水産物がお安いのはもちろん、山菜類のお安さはざっくり感で言うと首都圏の3割安です。
ホテルにチェックインする前に、訪問したのは秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)です。
竿灯の資料と、実演があります。
実演時間まで少し間があるので、資料を見学しました。
ねぶり流しという言葉の意味は、青森のねぷたと同じようです。
竿灯に灯されている提灯には、町紋と団体紋があり、それを飾る順序も決められているとのことです。
実演が始まりました。
室内の実演なので、小学校高学年用の小若と呼ばれる大きさですが、十分に大きく高いです。
継竹をしてだんだん高くしていくのですが、最初の段階で既にかなり高いです。
最後には、竹が大きくしなっています。
手でバランスを取るだけでも大変なのに、肩に乗せます。
最難度の腰です。
この施設には、旧金子家住宅(呉服商)も併設されています。
こちらの財を成した基本は、江戸時代の古着商(上方から廻船で来た物)だったそうです。
北前船が経済に重要な役割を担っていた事がよく分かりました。
欄間に縁起の良いとされる蝙蝠が透し彫になっています。
かまどの蓋も、特徴的です。
屋根の上に乗っていた天水甕の、オリジナルです。
現在は、レプリカが乗っているいます。
興味のある方は、ねぶり流し館の公式サイトをご確認ください。↓
https://www.city.akita.lg.jp/kanko/kanrenshisetsu/1003644/index.html
町歩きに疲れたところで、由緒のありそうな和菓子屋さんを発見しました。
笹に巻いた麩まんじゅうが気になったので、いただきました。
笹は当然本物です。
葉柄が長いのが、外観上の特徴です。
麩の部分が、思った以上にフワフワで、餡が上品な甘さです。
季節限定のお菓子のようです。
生菓子ですので、お取り寄せもできません。
夏場に秋田に行かなければ、頂けないお味でした。
郷土菓子司 勝月 公式サイト↓
http://www.chuokai-akita.or.jp/okasi/syougetu/
ホテルにチェックインして、夜の秋田に繰り出した話に続きます。