両毛線地ソースの旅をしてから、北関東3県の食文化に興味を持ちました。
某テレビショーの様な、弄り気味の物では分からない現地に行って初めて分かることが沢山あります。
さて、諸般の事情で中断していた北関東ローカル食探訪で、上信鉄道沿線を巡って来ました。
ここでも様々な発見がありました。
食に関連はありませんが、甘楽郡総鎮守として諏訪神社がありました。
上信鉄道は峠を超えられませんでしたが、この地が諏訪(信州)と関わりが深かった事が伺われます。
下仁田で最初に目指したのは、不定休のお店でした。
そのお店も、後継者のいないお店です。
悪い予感が当たって、本日休店でした。
次回のある事を祈りつつ、下仁田かつ丼の会のお店から選択することにしました。
余談ですが、スタンプラリーをしてました。
が、もはや今の私には1日で全店はおろか三店回るの無理です。
それはさておき、常盤館を選択しました。
食堂というより、料亭ですね。
公式サイトでは旅館となっていました。
日常の食堂というより、法事などに使う格式のある食事処と言った方が正確でしょう。
この日も、法事と思われる一行を見かけました。
入店すると、お座敷に通されました。
やはり食事というより、会食の場所ですね。
普通のかつ丼と御膳のかつ丼が同じか、違うか検証のため注文を別にして見ました。
こちらがかつ丼です。
こちらが、夢御膳です。
丼が、違いますね。
心持ち、夢御膳の方がカツが大ぶりの様な気がします。
頂いて見ました。
驚くほど、サッパリとしています。
醤油ダレというより、醤油出汁につけたと言った方が良いお味です。
油も良いものを使っています。
これなら、いくら食べても胸焼けしないでしょう。
大げさに言うと、タレカツ丼への概念が変わりました。
会食の席に出してもおかしくないないかつ丼というのは、初体験です。
やはりローカル食は現地に行かないと分からない発見が多いです。
蛇足
刺身こんにゃくも美味しかったです。
こちらのこんにゃく尽くしも、機会があったら頂いて見たいです。