昨日(12月31日)は、ちょっと良いこともしたかも。
朝、てけてけーと職場へ向かって歩いていたら、大通りの四つ角の真ん中を、白い杖をついたにーちゃんが歩いておられた。
信号が変わろうとしていた。
たいてい、視覚障害のある方というのは、こっちがびっくりするくらい、ちゃんと白線にそって歩いておられたり、信号のタイミングをわかってらっしゃったりするのだが、どうも様子がおかしい。
そう、もう一度言うが、時は、大晦日の朝。
日本の大晦日ほどでないにしても、開店休業が多い米国。人通りは少なかった。
Bきゅう、てってけてーって、その人のところまで行って、とりあえず、横断歩道を渡切ってもらって、場所を説明。
話してみてわかった。
多分、弱視の方でせう。場所はよく理解されておりましたが、昨日、予定していた眼の手術をしたので、その日は全盲状態でわからなかったそーな。
そんで、今日は昨日の施術の後のチェックアップがあるそーな。
多分、歩いてこられた方角からして、公共のバスでこられたのでせう。
疲れるだろーに。
きっと、日本だったら、まだ入院中な感じの方ですよね。米国あるあるですう。
ともあれ、目的とする眼科病院まではあと2ブロック。
ちょっと不安そうだったので、一緒に参りましたあー。
すぐに「腕タッチして良い?」って尋ねてこられたことからも、
日常的に視覚に障害がある方だとわかりましたあー。
(↑こっちの肩や腕を触ってもらって歩くの。)
そう、不安。だってーーーー、31日金曜日ですう。
そうした専門の病院のドアも、閉まっているかもしれないもん。
そう、医療関係者はこられますが、朝早いと、自動ドアが閉まっているかも。
まさにその状態でございましたあ。
その医院の前に到着後、ドアをどんどん叩くBきゅう。
(↑医院と書きましたが、かなり大きな病院なのですう。エマージェンシーはそのままドアを力づくで押すと開くシステム。そこまではちょっと。。)
中に人はいるのだが気づいてくれない。
その方は、電話でお医者さんの受付に、「辿り着いたけど、ドアが開かない」といい、
その後、多分、電話とは別に、内側から、わしらをみた人が、ドアを開けてくれましたー。
その人に、にーちゃんを引き渡して終了。
(↑ドアを開けてくれた人が、受け継いでくれたと勝手に認識。すまん)
そして、その日の午後、
一昨日、知り合いを通じで、その前日に亡くなられたと聞いた方のセレモニーが、大晦日だったことを発見。
ちょっと早すぎ。
なくなったと伺ったので、いろいろなセレモニーは年明けかと思いきや、滑り込みセーフにしたらいいのでしたあ。
最後はね、痛みから解放されたことをヨシとするしかないと思いましたあ。
この方、まだ40代。本当に無念でしょうね。
Bきゅう、こう言う時は、よい人ほど、早く神様に召されると言いますう。
そうだろうな。
新年そうそう、こうしたことがいろいろありまして、なんとなく、あけおめにしなかったのでございましたー。
みなさま、本年もよろしくお願いしますで、
合掌