お話は、冬のタンパ紀行(というほどのものでもない)、その帰りのことでございました。
そう、2時間早く帰れるので、、、、Fクラスからエコへの降格をヨシとしたBきゅう。
そんなら、初めから、そういうチケットを購入すればいいのよね。
まあ、でも、早く帰れるカラーーーーー????
カラカラいいのかなーー?
ともあれ、エコの乗り継ぎ便に搭乗いたしまして、無事、早めに、BQC空港に到着し、、、
これで早く帰れると思ったのも床の間、つかの間。
BQC空港に到着して、ふとメールを見たら、、、
、、ら、、、
ら〜、、、、、仕事関係のメールがあり、、、明日やるよりも、今日やった方が相手にとっては良さそうなメールで、、、
さらに、家に帰ってからだと、くたびれてやりたくなくなるなと思い、、、、
空港で、1時間仕事してましたーーー。
事前に予約してあった便であれば、CLTにいる時に、このメールがダウンロードできて、きっと機内でスパークリングを飲みながらこの仕事を終えらせたに違いない。。。
アホ満載。
で、結局、AA国内線ファーストなら、スパークリングワインも出て、おしゃれなスナックも出るところ、、、、
この日は、全く飲まずで帰宅。
そう、神様は、そうしてこそこそと贅沢をしようとしていたBきゅうを、ご覧になっていたに違いありません。
ご覧になっていたのでございましたよ。
さらに、続きがあるのでございましたあ。
こうして、地元空港で仕事をしたのち、空港内をてくてくと歩いて、バス停までいくと、、、、、、
あり?
長蛇の列。。。。
とても長い列ーーーーー。
アナコンダもびっくりの列ーー。
バスに乗れそうもない人数ーーー。
Bきゅうは列に並びましたが、ちゃんと列に並んでない子も多数。。。。
そう、長蛇の列でなく、ありんこの群れ状態かも。
バス停には、ワカモノがわんさかと溜まっていたのでございましたよーーー。
どうも近隣の大型大学の冬休みの終わり+前日は天候不良によりフライトキャンセルが多発、だったそうでございました。。。
げげげげげーーー。
でも、このBきゅう冬の旅のルールとしては、無駄なお金は使わずに、バスで帰らないといけないのでございましたよ。
じー、じー、じーと待ってましたが、さらに悪いことに、、、、バスは来ない。
ワカモノの数だけが増えていったのでございましたああ。
そんで、「この子たちの大学はBきゅうの住まいの近くだから、この子たちをタクシーに一緒に乗せて(支払いは Bきゅう)あげたら、人助けだから、ルールからは外れるが、まあ、人助けなので、許容範囲に違いない」としたのでございましたあ。。。。
そこで、ちょっとルール変更。
タクシーで帰りたい人を募ったのでございましたよ。
でも、何人かに声をかけたけど、一緒にくるって子はいなかったのー。
(↑なんでも、最近の子は、Uberには乗れるけど、Taxiは嫌らしいよ)
(↑あとあとタクシーのにーちゃんがいうていた)
それとも、Bきゅうがそんなに不審に見えたのでしょうか。
(↑そうだと思うぞ)
そして、Bきゅう一人がタクシーに乗ったのですう。
(↑こういう贅沢はしないで、バス移動するのが今回の旅のルールだったんだけどさ。)
神様は、そうしてこそこそと贅沢をしようとしていたBきゅうを、ご覧になっていたのでございましたよ。
そして、タクシーの中では、、、
上記のようにバス乗り場が混雑している〜という話から、でも、タクシーに客が来ないという話になり、、、、そしてUberに話は移り、、、
運転手さんは、話出しましたあ。
そう、最近は、Uberの影響で、タクシーの運転手さんは、
一日、空港で並んでも、$50にしかならない日も多く、仕事にならないので、、、明日は、ボスと話し合うことになっていると。
その人は、10年タクシーをやっているけど、海外に移住しようと思うというてましたあ。
海外というか、まあ、国内でタクシーやってられないということでしょうか。
外国のタクシー、英語教師など、色々考えたらしいけど、聞いてみると、「海外へ」と言う割には、これといって良い考えがあるわけではないらしい。
(↑多分、海外を考えることで暗くならないようにしているのかな?)
2年の短大しか出てないので、英語教師はできないんだって。
さらに、大学のローンもまだ払い終えてないから、どこの国を調べたかわからないけど、海外での労働ビザを取るのも難しいらしい。
(↑ぢゃ、どうして海外へ行くなんて言うのかなーって思って、結局、あまりに辛いので妄想していたのかと結論)
健康も良くないらしい。
死ぬだけだと言うてましたあ。
(↑40台くらいのシングルで、糖尿病か高血圧っぽい感じの人)
収入が少ないなら、税金も少ないと思いきや、タクシーは、いかに雇われであっても、事業主に相当するので、減税が少ないらしい。
さらに、医療費も、シングルだと、病院が補助してくれるようなものはないんだって。
要は、何もかも希望がないらしい。
「盗みも、ゆすりも、たかりもしない」それが良い点(=誇り)だと言うておられましたあ。
重みのある発言でした。
そう、日本と違って、米国では大学の学費全部を本人が出すケースが多く、このローンが若者の生活(というても、この人は中年だが)を圧迫。
これで、タクシーの収入も減ってしまって、どうやって生活するのかなーってところでせう。
ご両親は?と、尋ねらたら、同じ都市には住んでいらっしゃるようで、ただ、お父さんの話は出たが、お母さんの話は出ませんでしたあ。
お父さんは、リタイアしたけど、また働きだしたそうで、裕福ではなさそうでしたあ。
割と、ホームレスと紙一重の生活なのかも。。。
誰だって、初めから、ホームレスになろうとしてなったわけではない。
普通の生活があったわけで。。。。
で、結局、タクシー代には、20%のチップをつけて、さらに$5を現金でその人へ渡し、タクシーを降りたBきゅうなのでございましたよ。
とても散財。。。
いやになるくらい散財。。。。
それにしても、どうやったら、こういう人たちを助けることができるのでしょうね。
みんな、ただ、普通に生活したいだけだろうに。
日本の年金問題もそうですよね。
要は、昔と比べて、生活全般にお金が多くかかるようになってしまったことが問題なのだと思いますよ。
昔なら、収入が少ない人は、親兄弟、または子供家族と一緒に暮らして、月々にかかる費用は食費だけと言う感じだったと思うのですよ。
(↑Bきゅうの子供の頃は、祖父母は他界していたが、祖母の妹さんみたいな人が同居していたよ)
最終的に、この旅で学んだことは多かったと言えまする。
そして、答えは、贅沢は敵だ。
終わりで、
合掌