秋の大型日本滞在で、東阪線に慣れてきたBきゅう、

そろそろ、Bきゅう的正しい羽田-伊丹線の乗り方をまとめてみませう。

ガイコクジン仕様でございますよ。

お作法とはいへ、

小笠原流ではございませぬ。





まずは、タタミの目と平行になるように座りまして、

エコ利用の場合をお話したいと思います。

(真剣に読まないよーに)








まずは、くーこーへ行きます。

伊丹空港の場合は、モノレールで行くと便利です。

でも、このモノレールは遅いです。




羽田空港も、モノレールで行くと便利です。

でも、このモノレールは、平日の早朝は混雑が激しいので、京急のほうがよいかもです。


いずれにしても、荷物を持ったガイコクジンの場合、平日、朝7時半-9時半の東京都内の移動は避けた方がよいと思われまする。





あ、あと、

PASMOやSuicaは、発券機に入れるのでなく、直接改札口でタッチなので注意が必要です。





空港でチェックイン荷物がある場合、平日は日帰りビジ系が主なので、預け入れ荷物の列は少ないようです。

(↑でもBきゅう、預け入れのあったのは国際線乗り継ぎの時だけなので、それ用のカウンターで手続きしたので、ここを利用したことはないです)。

金土日は、預け入れラインが混雑しているかもしれません。









さて、

日本国内で購入したチケットの場合は、そのままチケット発券機に、購入に使用したクレカを入れて発券です。

これは米国内の、うなでるたんの仕様と同様です。






でも、驚きモモンガ、正確にいえば、ここで出てくるのは搭乗券ではないのです。

Oh, my God!!なのでございますよ。

そう、ちょっと漢字ばかりですが、書いてあるか読んでみましょう。

これは「とうじょーあんない書」なのでございました。

そう、単なる案内、小さなsuggestionにすぎないのかもしれません。


(↑でも、「案内書」とは違う役割をしているように思うぞ。)






これは、海外で購入した日本国内分のチケットでもそうです。

この場合は、購入/手続き用のカウンターで並ばないと発券できませんが(ANAの場合)、

発券されるのは、やはり、搭乗案内書なのでございますよ。







ちなみに、海外で購入したチケットなどの発券を頼むときは、予約番号だけでは発券できません。

航空券番号まで必要なようです。

よいこの皆さんは、ちゃんと、「e-チケットお客様控え」を印刷しておきましょう(ANAの場合)。

もし、印刷し忘れたら、、、それをipadやパソから、カウンター係員に見せて上げてください。

(↑ぜんぜん、「控え」でないです。これが搭乗案内書をもらうためには必要なのです。)

(↑「控え」という日本語の使い方を間違っているような気がします。)

(↑誰だ?印刷しなかったのは?)









さて、次はセキュリティーです。

羽田空港の場合、どこのセキュリティーが近いとか遠いとか言うてくれますが、乗り場はほぼ直線で繋がっているので、どこでもから入っても同じ距離だけ歩くことになります。






ここからが大変です。

米国仕様ではありません

米国式に慣れたフトドキな輩は注意しませう。





まず、セキュリティーの列に並んでも、ジャケットを脱いだり、裸足になったりしないようにしましょう。

靴を脱ぐ必要はないのです。

ジャケットもたいてい可です。

このあたりでTシャツ一枚になろうと脱ぎだすと、びっくりされるので要注意です。






そして、かごに鞄やパソをのせましょう。

もしやり方を知らなければ、ふんぞり返った親父のような態度をしていればだいじょーぶです。

係員がていねいにやってくれますう。

たぶん、そういうオジジに慣れていると思われまする。







でも、自分でやりたい場合は、米国と違い、すべての物をかごにのせることを忘れてはいけません。

たとえ、キャリーオンでも、そのままベルトコンベアにのせないよーです。

(これは、一部ヨーロッパでもそうですね。)





そして、お財布などをポケットから出して、金属探知機を通り~~~、というのは大きな間違えて、




その前に、搭乗案内書を出して、

小さな機械に、ぴっとして、

レシートみたいのを取らないといけません。





なんか、これをすると、自分自身がすーぱーで売り飛ばされたような気にもなりますが、

これをしないといけないそーです。




なぜなら、



、、、、



なぜなら、、、




このレシートみたいのが、驚きモモヒキ


搭乗券なのでございました。



(↑よくわからないシステムよ)




(「控え」がA4版のpdfファイルで、「案内書」がちょっと厚めの紙で、「搭乗券」がスーパーのレシートって、なんかハマチとブリが逆になったみたいですう。)








羽田の国内線も、伊丹の国内線も、ゲートには10分もあれば到達できるので、搭乗ぎりぎりにでなくて、15分前までに、セキュリティーを通れば、だいじょーぶです。

もし、搭乗時間が迫っていたら、その旨を係員に言うてください。

そのあたりの配慮は、米国とちがって、ちゃんとあるようですう。




それを係員に言うときは、

KATA-JIKE-NAI

とヒトコト付け加えましょう。



MO-U-SHI-WAKE-ARI-MA-SENよりも、発音しやすいのれす。

そして、係員は、にこりと微笑んで、遅れてゲートを通るあなたを許してくれることでしょう。












そして、搭乗しましょう。

このとき、エコの場合

先に機内に入ることが好きな人の場合は、窓側の席または、内側の席にすることを勧めます。

そうでなく、先に通路側に座ってしまうと、同じ並びの奥の席の人が後からやってきて、こちらに立つ隙も与えずに、むぎゅーっと入ってくるかもしれません。

けっこうたいへんです。

ただ、皆さん、おとなしいので、けんかになることなく搭乗できますが、

通路側に座るのなら、後から機内にはいりましょう。





また、

ビジネスマンが隣の場合、肘掛け争奪戦になるので、

女性はフリフリのブラウスや、ぴらぴらのジャケットを来て、肘掛け確保をいたしましょう。

米国でよくあるような、体系的に肘掛けが取られてしまう事態は少ないので、自分の洋服で肘掛けゲットしておくことができるのです。






エコの場合、奥席のお客がむぎゅーと入ってくるのを除きますと、

搭乗後、離陸まではつつがなく行われることでしょう。






FA殿は、たいへん丁寧です。

どのような用件も、にっこりと聞いてくださいます。

困ったことがあれば、遠慮なく、FA殿に相談しませう。








そして、離陸後、お飲みもののサービスになりましたならば、

こちらがお弁当を持っている場合、デフォでお手拭きをくださるようなので、ありがたくいただきましょう。





つまり、


もし、あなたがANAのお手拭きを集めたければ、



いつもカラの弁当箱を準備しておき、それを、テーブルの上に出しておけばよいのです。


これにより、毎回お手拭きをもらうことができるでしょう。

これを忍法、弁当箱の術と呼びます。







さて、機体が上昇し、お飲物のサービスが終わると、、、

羽田ー伊丹間は、飛行時間は一時間もないので、すぐ着陸です。

ときどき、離陸前に眠ってしまい、着陸の音で目が醒めると、ワープした気がしないでもないですが、

どんという着陸音は、あくまで、飛行機の着陸音であって、ワープ音ではないのでありからず。






さて、着陸後ですが、

ニホンジンはルールを守ります。

「ベルト着用サインが消えるまで、お席でおまちください」

本当です



絶対にベルトをはずしてはいけません。

ついうっかり早めに「カシャ」とやってしまうと

隣の人から白い目で見られるので注意しましょう。






ただ、米国国内線と違い、、、

着用サインが消えると同時に、一斉にベルトを外す音がして、

goとなり、出口に向かって、全力疾走がはじまります



これはとくに、2ドアが開く機種で、D、E、F席側は要注意です。

理由は、疾走してある程度出口近くに陣取ることができない場合、降機前に、FAブロックが入って、D、E、F席側の人は、わざわざ、前方ドアまで廻って,外へ出されることがあるからです。

このFAブロックはきついです。

FA殿は、にっこり微笑まれていますが、ダメです。

これは、2つのドアの両方を効率よく使うための措置と思われます。

ですから、出口付近、または ABC側の通路に出ておくことが大事かと思われます。






米国の場合、エコ席の客へそこまでの配慮はないです。

「勝手に席の順番で降りろ」です。






飛行機を降りたら、、、、

大事なことがございまする。






おトイレに寄りましょう。

なぜなら、日本国内の飛行機は、飛行時間が短いので、機内でおトイレに行くタイミングを測るのが難しいからです。

それでいて、米国と違い、空港到着後に、電車などを1, 2時間乗り継ぐことが多いので、空港トイレが推奨されるのでございます。

空港内のおトイレなら、説明もちゃんと英語でございますもの。

使用しようと思ったら、急に川のせせらぎの音が聞こえても、

コトが成就したあかつきに、フラッシュレバーのようなものが見当たらなくても

説明書きが英語であるので、安心でございましょう。




しかしながら、重要なことは、たいていおトイレは到着したゲートから出口までには、二カ所くらいにあるので、

降りてすぐ見えるおトイレに入る必要はないということでございます。

いえ、もっとはっきり申し上げますと、降機してすぐに見えるおトイレには入るべきではないのです。

(↑降りてすぐのところは、混雑している)






「私は、マリーアントワネット。おトイレなんて入らないのよ~」

というオーラを出しまくりつつ、出口に向かって、そそと歩いていき、

ほどなく、人がまばらになったところで、誰の目にも止まらないうちに、2番目に見えてくるおトイレに入りましょう。



これは、婦女子のたしなみというものでございますよ。







そして、預け入れ荷物のある場合は、バゲージクレームでそれを受け取ります。



奥様、ここでも、米国にはないシキタリがございますので要注意でございまする。

(↑え?いつから奥様相手になったの?)



そう、日本国内の場合、諸外国と異なり、預け入れ荷物に持ち主の名前が書いてないのでございます。

ですから、預け入れ荷物の番号が書かれた半券をひっぱり出して、それと照合させないといけないのでございます。

でも、10桁くらいある番号を照合させるのは、面倒でございましょうし、

紙をひっぱり出すのも、やっかいなのでございますよ。



ですから、預け入れ荷物自体に、大きく、Bきゅうと書くことをおすすめいたします。



それならば、10桁くらいある番号を照合させることなく、荷物を持ち出すことができるのでございまする。







そして、降りたあとは、てってけてーとモノレールに走りるのでございました。




めでたし、めでたし。






それでは皆様のつつがない搭乗をお祈りいたしまして


合掌