(これは、Bきゅうが8月に欧州から戻ってきて、アメリカに到着したところでございました。このお話の最終話にあいなります。実際のできごとと、ブログアップには時間差があります。)


そして、アメリカは、EWRエアポートには夕刻着で、、よくある状態に陥りましただ。


つまり、、、


米国入国後、

Bきゅう市行きの飛行機のdepartureを掲示板で確認してから、

(Bきゅう市=Bきゅうの生息都市名)


ぶらぶらして~、

時間も近づいてきたので、

てってけてーと指定のゲートへ行ったのでございました。






午後7時くらいのdepartureなのでございました。

そこで待っておりましたが、



搭乗30分前を切っても、やたらと、ゲートでメキシコシティー行きのアナウンスが入り、

でも、行き先はBきゅう市行きになっているので、、、、




おかしいなと思っていると、


突如、これまで表示されていたBきゅう市行きの表示が、ぱっと忍者のように消えまして(出発30分前にですう)、


本当に、メキシコシティー行きになってしまひました。


ひええ~。





わしは、このままメキシコへ行ってしまうのでせうか?







ここまで来るとさすがに家に帰りたいのであり、メキシコ行きは困るので、

カウンターに尋ねに行った人の中で、一番分けわかっていそうな人を捕まえて(←ここが大事)、Bきゅうがまた聞きしたところ、


メキシコシティー行きの搭乗が終わったら、Bきゅう市行きの搭乗を始めるそうでございました。



どうも、そのゲートではメキシコシティー行きが出るはずだったのですが、それが遅れていたようでした。しかし、掲示板は、すでにBきゅう市行きに切り替わってしまったのでございました。そこで、メキシコシティー搭乗前に、また、メキシコシティー行きに表示を戻したようでした。

(空港によっては両方表示が出るところもございますが、ここのは古いやつで、1つしか出ないようでした。)






ともあれ、その場で待っていたわけです。

たしかに、メキシコシティー行きの搭乗がはじまり、、、、





が、そのうちに、


『Bきゅう市行きのゲートはC107に変更になりました


というアナウンスが入りました。


これも、このEWRエアポートでは、よくあることなのでございますう~。






そして、ぞろぞろと、Bきゅう市行きに乗るであろう人々が、民族大移動のように、C107へ移動していきました。

(↑これがあると、連帯感が生まれますな。)





C107ゲートに到着すると、誰かが言いました。


『出発が1時間遅れになっている!!』


つまり、午後7時離陸予定が、午後8時離陸予定に変更だそうでございました。

そう、departureも遅れたのでございました。

これも、よーくあることでございましょう。

このときは、すでに7時近くで、あと1時間近く待たないといけないようでございました。




何度か確認しても、やっぱり8時の離陸予定。


ちょっとうんざり。


でも、しかたなくゲート近くに座っておりました。


が、



しかし、


しかし、


しかし、


ほんの10分ほど待っていたら、

なんと、このC107ゲートで、Bきゅう市行きの搭乗のアナウンスがはじまってしまひました。

ときに、夜7時すぎ。


あの~、8時離陸はどうなったのでせう。





ひょっとして、ウソぴょーん?






繰り返して言います。

EWR空港では、ゲート変更、搭乗時刻変更が夕刻にはよくあり、電光掲示板は絶対に信用できません。

地上係員に密着し、地上係員でさえ、わからなくなってくることもあるので、自分らで探し当てるしかないこともあります。

(↑本当)

弱肉強食の世界なのでございます。





さて、よくわからないけれど、搭乗が始まったので、地上係員の指示に従って、Bきゅうも搭乗しようとしました。

そう、飛行機にさえ乗ってしまえば、さすがにパイロットは行き先を知っているでしょうから、確認をとれるわけでございます。

列に並んで、ボーディングパスをぴっぴっと機械チェックしてもらい、

飛行機に乗るために、ブリッジを渡りにかかりました、、、



が、、



ブリッジの飛行機側から、先に入った先頭集団が、ふらふらと戻ってくるのに会いました。





なんでも、『機内に入れてくれなかった』そうです。


はあ、、、、?






先頭集団が言うには、我々はゲートに戻らないといけないそーで、

でも、機械チェックインしたのに、戻れるのかなーっと疑問に思いつつ、

先頭集団が戻っていくので、みんなの後について、ブリッジを逆に戻りはじめました。





そこで、すでに、ゲートまで戻って行った先頭集団が、はたまたゲート方面から戻ってきて、『やはり飛行機に乗れと言われた』と言い、また、搭乗のために、ブリッジを飛行機側へ戻ったのです。


それではということで、

我々も、フタタビ、先頭集団に続いて、ふらふらと飛行機側へ歩いていきました。



どちらも、Bきゅうらを受け入れてくれなかったら、




Bきゅうらは、このまま、ここから一生出られなくなるのでせうか???





さすらいの搭乗者、



ラビリンスですう。






ともあれ、

その後は、

FAのねーちゃんは、ぷりぷりと怒っておりましたが、

無事、飛行機に乗り込むことができました。


まあ、要約すると、我々は、搭乗口と飛行機の間のあの狭い通路を一往復半くらいしたわけでございました。

普通、ボーディングのためのブリッジというのは、乗り込むだけ、降りるだけのはずでございます。

その狭い通路をうろうろしたのでございました。


(↑ちなみに、一番わけのわかってそうな客というやつは、先頭集団でしたが、皆と一緒にゲートへ引き返さず、そんなはずはないからと、飛行機の前で、粘っておりました。やっぱ、経験値が高いようでした。)







さて、搭乗後、

席に座って待っていると、

最後に乗ってきた人が、他の人に


『あと5人足りないんだってさ』と言うておりました。



そうです。


、、、遭難デス




午後8時搭乗と言われたので、時間があるから、ご飯を食べにいっちゃった人もいるわけで、、、

7時15分に搭乗開始をするとは、誰も思わないでせう。

(Bきゅうは、この空港では何も信用できないので、ゲートにひっついておったので、無事、搭乗できたのでございました。)






そして、

飛行機は、新たな搭乗者もいないままに、するすると離陸してしまひました。

5人は、ミッシングのままだったのせうか?



真実は闇の中なのでございます。


ラビリンスでございますもの。



(↑多分、後続便に振り返られたのだと思う。しかし、、、後続便は、ネットで調べてみたら、午後9時半発のはずが、午後11時に遅延になっていた。乗り損ねた人々、怒っているでせうね。)







さて、Bきゅう市では、、、、、




Bきゅうより1本早く着いたBきゅう荷物が、ちんまりと空港で待っておりまひた。

えへ。

(↑Bきゅうの前の便も遅れて、荷物だけは一便早く、乗り継ぎできたのね)




こんなことなら、一便前に入れてもらえばよかったですう。

(↑預け入れ荷物がないときは、よくそうするのですが)



荷物の方が、人間より楽に搭乗できたようでございました。





総括;

よくロストバゲージがいやだから、荷物は預けないという方がおられますが、

EWRでは、ロスバゲよりも、ロストパッセンジャーが起こるので注意でございます。

皆様、遭難には注意してくだされ。

冬山でないからと安心してはいけないのでございます。

そう、よくあることなのでございますよ。






久しぶりに、米国に戻ってきたBきゅうには、こんなラビリンスも、とてもアメリカらしいと思えるのでございました。


ともあれ、無事帰宅できて




合掌