さて、暗い中、目覚まし時計に起こされて、はや翌朝でございました。

そして、タクシーで、ひゅる~っっと、、某地方空港着。

自動発券機は導入されておりませんでした。

ホテルでボーディングパスを印刷しなかったので、某航空会社のカウンターに並びました。

37人乗りのダッシュ8しか飛んでこない空港でございます。
カウンターだって、混雑してないと思ったのでございます。

予想通り、半分以上の人が、家やホテルでボーディングを印刷しているようで、チェックインの列には、わしを入れても、3、4人しか並んでいません。

カウンターは3つオープン。3つともに、係員がいて、カウンターの向こうで発券してくれる昔ながらのシステムでした。

この空港には、この某航空会社の、この小型機しかやってきませんから、それで3人とは、とても、充実した人員配置に思えました。






が、、、、前の3人を見ていると、やたら、カウンターでの発券が遅いようでございました。かなり待たされました。

遅いです。


何やらやってます。


わしの順番になる前に、ちょっと聞こえたカウンターの地上係員のやり取りでは、
『あと、4人。オーバーソールド』
(over-bookingでなくて、over-soldだって)

わしの順番になってわかったのですが、一人づつチェックインに時間がかかっていた理由は、、、ボランティアを募っていたからだったのです。

つまり、オーバーブッキングのために、違う便(後述)に乗る人を募っていたのでした。


いや、『ボランティアを募っていた』という生易しいものではなく、コロばせようとしておりました。
(参照:宗門改め

以下、チェックインカウンターでのBきゅうとカウンター職員の会話は、以下のようでございました。(もちろん、Bきゅうは、ちゃんと席まで指定して、チケットは購入済みでしたよ。)




U*:『お客様、最終目的地は、Bきゅう市(Bきゅうの住んでいる地元空港のことです)ですね。チェックインラゲージはございますか。』

Bきゅう:『荷物はないです』

U*:(かなり、パチパチとキーボードをたたいてから)『あのですね~、お客様、今、すばらしいオファーがあります(笑顔)。ここからタクシーで40分の##空港から、Bきゅう市(Bきゅうの住んでいる地元空港のことです)行きの直行便がXX時にあります。それに乗っていただけますか。もちろん、##空港までのタクシー代も出しますし、$260ドル、一年間有効のチケットパウチャーを差し上げます。』

Bきゅう:『Bきゅう市着は、何時ですって?』

U*:『12時50分です。』

Bきゅう:『(ちょっと考えて、あっさり)、、結構です。』

U*:『でも、すごーくよいオファーですよ。##空港からは直通ですし。』

Bきゅう:『いやです。』

U*:『でも、あなたはフィアデルフィア乗り換えで、空港は大きいから、この乗り換え時間なら、乗り損ねる確率が高いですよ。』

Bきゅう:『50分以上あるから大丈夫です。』

U*:『よーく考えてください。フィアデルフィアで乗り換えが間に合わなかったら困るでしょう。すごーくよいオファーだと思いますよ。パウチャーは1年有効ですし。』

Bきゅう:『けっこうです。』

U*:『いや、私は親切心で言っているんだ。フィアデルフィアで乗り継ぎはできませんよ!! 乗り換えができなくても、知りませんよ!!』

Bきゅう:『変更はしないので、発券してください。』


U*:『乗り換えは間に合いそうもないんですよ! いいんですか。乗り換えできませんよ。』

Bきゅう:『大丈夫ですよ。発券しなさい。』


U*:『いや、あなたがそんなに言うなら、オーバーした客はキャンセルしてもらうだけですから。』

Bきゅう:『。。。。(ココはインドか?)』

もちろん、インド人の名誉のために言うておきますが、わしがこの会話をした係員はインド人ではありません。白人です。



ともかく、ボーディングパスを受け取り、、、、、、、飛行機内に入ることができ、、、

なぜか、乗り込む前に外で待たされたので、搭乗機の撮影。




$Bきゅうのブログ


ほほほ。どこの航空会社か一目瞭然でございます。


定刻になり、機内に入って座っていると、CAさんと地上係員のやりとりが、聞こえました。『こちらでは33人乗っていることになるのに、なぜ24人なんだ』とか、なんとか。

Bきゅうのココロの声:『このダッシュ8は37人乗りでは?』
Bきゅうのココロの声:『一列目は、4席全部空いてますよ。』
Bきゅうのココロの声:『他の列も、偉そうなおっちゃんの横とか、いくつも、空席ですよ。』
Bきゅうのココロの声:『そう、どこがオーバーソールド?』


これは、30人乗りくらいの飛行機が、5便くらいしか来ない空港での話です。一日5便しか使われてない空港(発着両方で10便)です。それも早朝2便目で、乗り継ぎ便が遅れて、乗客が減ったとか、増えたとか、そういうことは起こりようがないと思います。小さな街で、10人も、朝寝坊するとは思えません(おまえら、寝坊するんかー?)。33人とか、24人とか、オーバーソールドには遠い数字でございました。

それとも、朝は他に運ぶような荷物の重さの関係で、33人までしか乗せられなかったのでしょうか????? かりに、そうだとしても、どうして、33とか24とか、そんなに数字が合わないんでしょう。

ともあれ、航空会社のミステリー、シロウトのBきゅうにはわかりませんでした。

チェックインカウンターで、Bきゅうの前に並んでいた人は、カウンター職員のセールストーク(か、脅し)で、本当に、##空港からの飛行機か、次の便にしたようでしたが(1年有効のパウチャーもらっていた)。



この機内での空席を見て、Bきゅうは、コロばないでよかったと思いました。




合掌