この句点は丸いからどこまでも転がっていくでしょうか.
このピリオドは形もなければ重みもないのでしょうか
世知辛い世の中です
辛いという字は幸せという字に似ています
この辛さに一本棒を足せば幸せになります
その棒とは一体なんなのでしょうか
それは諸説ありますが、一番有力なのは自分自身ということになります
体を横たえ地面と並行に睡眠を取る
森へ悠々と横たわる大木のように
あるいは、大海に身を預けるくじらのように
棒になる
この自然の摂理にかなう幸福はないのだと思います
では2番目に有力な説はなんでしょうか
それは鉛筆です
徒然なるままに筆をとり
身を潜める理りを書きしたためる
時に流暢に、時に寡黙に
ただ徒然なるままに筆をすすめる
思考の連続性
それを感じることが幸せに繋がります
第3の説は男性です
僕らは
力強さ
逞しさ
刺々しさ
を兼ね備えた棒です
その棒を磨きに磨き上げ
男の中の男を目指す
そういった幸せの成りかたもあることでしょう
でも究極の愛
それは棒状化によってなされるのか
棒状化のimageは少し古めかしく
ノスタルジーを纏っており
ちょうど奇妙な魅力を持っている
その力は愛のPowerです、i know power.