結成して10年経ったマカロニえんぴつのライブ
「マカロックツアーvol.13 ~あっという間の10周年☆変わらずあなたと鳴らし廻り!篇~ 」に行って参りました。
当日券を購入していざ席に行くと
席ええやんと感嘆しつつ18:40公演が始まりました。
セットリスト
- 鳴らせ
- レモンパイ
- トマソン
- なんでもないよ、
- はしりがき
- 好きだった(はずだった)
- ヤングアダルト
- 恋人ごっこ
- キスをしよう
- 春の嵐
- メレンゲ
- 青春と一瞬
- TONTTU
- ワルツのレター
- STAYwith ME
- ハートロッカー
- 僕らが強く
- あこが
- ハッピーエンドへの期待は
- OKKAKE
セトリはデビュー時から最新まで新旧織り交ぜた構成となっており最新アルバムしか聴いてない人間には辛いのかなと思ってましたけど、そんなの関係なく楽しめました。
初めてマカロニえんぴつを知ったのは2019年のバズリズムライブでした。月日を経てフェスで見る機会が増え本日に至りました。
個人的に好きな一曲はしりがきが聴けてその時点で満足しましたが、マシンガンのごとくバンバン曲が続きました。今回初めての試みでオーケストラアレンジがあり一つ一つの曲がこんなに壮大になるなんて想像してませんでした。
mcコーナでは過去の思い出話がありベースを忘れたり、CDを焼いたけど曲が入ってないトラブルなど面白いエピソードが多くありました。
バズリズムでも近いエピソードが色々と語られておりベースの高野さんはだいぶ苦労人だったと改めて認識しました。
はっとりさん大分豪快な性格なんだなー
mcが終わり会場が暗転しスモークが焚かれ披露されたのが「tonttu」、演奏をする中で炎の柱が立ち熱々な空間が形成されました。この曲はサウナ好きなキーボード田辺さんが作曲した曲でマカロニえんぴつらしくないハードロックに仕上がってました。
曲が進み終盤mcで
「次に歌う曲にあるフレーズを10年経ってもずっと歌えている。「1人じゃないよ」って思わせてくれたバンドも、逆に「1人でもいいんだ」って思わせてくれたバンドも。
俺たちっていうか、あえてここは俺って言わせてもらいます。俺の原動力は憧れです。俺は誰かの憧れでここに立っているんじゃなくて、自分の意志で立っている。あなたが何も持っていないなんて思わないで。あなたは何かのプロだから。それに気付いた人から絶望から抜けられると思います」憧れは持つ事でここまで成長できたメッセージ。確かに今のバンドマンは憧れからここまで成り上がってきたとmcで聞いたことはありませんでした。あの2019年のバズリズムライブで披露した楽曲も堂々と武道館の聖地で掻き鳴らすのだからそこに新しい憧れを持ってしまいました。
本編からアンコールに入り、ラストは「okkake」で締めくくりました。確かに自分はブームに乗っかって見に行ってしまったにわかであり追っかけでした。ある意味この追っかけからマカロッカーになるための階段を一つ踏んだ1日でした。
この憧れの音楽は春フェス、夏フェスとワンマンと続くのかと考えると新しい始まりだと締めくくりました。