順調に勝ちを重ね、最終日に全部なくなるという失態を起こしてしまったテープです。

去年も有りました。これで2回目です( ノД`)シクシク…

 

 

 

 

 

さて、365歩のマニラの番外編。

 

 

綴る内容は二つ。

 

 

まず一つ目。

 

前回記事で少し話したCasinoFilipino(以下、CF)。

このCF、多店舗展開をしており、マニラ市内にも数店舗あり、アンヘルスにもセブ島にも有る。

 

 

ニューコーストで使用していたCFカードポイント。

今回、これが多店舗でも使える事が判明した。

 

 

友人お気に入りのCF仕様のポンツーンが無くなった事で、マラテから少し北上したマニラグランドオペラホテルまで行ってみた。

 

 

そう、ここにもCFが有るのである。

 

 

 

 

 

 

ただ、行ってみたらテーブルはバカラのみ。

ニューコースト以上に場末感満載であった。

かつ、残念ながらポンツーンは無かった。

 

 

しかし、もしかしたらカードポイントが使えるのでは?

と思いディーラーに確認すると使えるようだ。

 

 

ただし、パスポートの再確認が必要なので、気になる方はパスポートとカードを持参して頂きたい。

 

 

 

 

 

そしてもう一つ。

 

最終日のCF。

私はニューコーストのVIPルームでバカラを楽しんでいた。

 

 

VIPとはいえ、テーブルは最低MINベッド2,000ペソ(約5,000円)だが、調子に乗って5,000や10,000ペソで勝負をしていた。

 

 

そんな時、ひらひらの服に小学生のようなバックパックを担いだお年を召したおばあさまが同テーブルに着席。

周りにいる同行者との会話を聞くと中国語。

恐らく中国人であろう。

 

 

バックパックからおもむろに高額チップを大量に取り出す。

そう、100,000ペソ(約26~27万円)チップである。

 

 

それを10枚以上束にして躊躇なく私と同じプレーヤーに張る。

当然、私は少額なので絞りはお譲りし、応援体制に徹する。

 

 

 

ジリジリ・・・ ジリジリ・・・

 

 

 

ぺろん!

 

 

 

プレーヤー、ナチュラル9!

 

 

 

さすがである。

前回記事にも書いたが、中国人はなぜか丁半博打に強い印象が有る。

 

 

ポーカーなどのプレーヤー同士がチップを取り合うゲームとは違い、その他のゲームは対カジノ。

 

 

そう、

敵はカジノである。

プレーヤー全員、共通の敵である。

 

 

私は称賛の意を込めて

 

 

シェーシェー! シェーシェー!

 

 

とおばあさまにお礼を告げる。

 

 

すると・・・

 

 

アナタ、ニホンヂンデスカ?

 

 

と日本語で返答が来た。

 

 

中国人、台湾人はお年を召している方は意外と日本語が喋れる人が多い。

それは歴史的な背景によるものが多いと感じており、私自身、あまりそのあたりを話題にする事は無いが、それ以降何かと話しかけてくる。

 

 

ちなみにこのおばあ様。

かなり個性的な見た目をしている・・・

 

 

 

 

 

想像してごらん・・・

 

 

水前寺清子の髪形と輪郭を。

 

 

 

 

 

 

想像してごらん・・・

 

 

グリコ・森永事件の犯人似顔絵のキツネ目の目つきを。

 

 

 

 

 

想像してごらん・・・

 

 

三戸なつめのおでこ前髪を。

 

 

 

 

 

想像してごらん・・・

 

 

それらを全て合体したお姿を。

 

 

 

 

 

 

そう!

 

 

 

 

 

まさにあなたが想像したものが、この中国人おばあさまなのです。

 

 

 

 

オフィシャルより

 

 

 

 

個性的でユニークな前髪のハイローラーとはこの事である。

 

 

お金持ち故の美的センスなのか?

中国人故の美的センスなのか?

 

 

何故だか分からないが「感動」の二文字を覚えた私であった。

 

 

しばらく同テーブルで楽しんでいたが、それぞれは別々となる。

 

 

それから数時間経った頃だろうか?

もうかなり遅い時間で、客も少なめ。

 

 

そのおばあ様と違うテーブルでまた同席に。

 

 

すると話しかけてくる。

 

 

 

キョウ ダメ! マケタ!

モウ 200マンペソ(約500万円以上) マケタ!

アナタ?

 

 

カッタ?

 

 

オカネクレ!

 

 

ホント オカネクレ!

 

 

 

 

 

なんと、

 

 

お金をねだって来るではありませんか?

しかも冗談ではなく本気で。

 

 

これにはびっくり( ゚д゚)

 

 

当然勝っていないので、私も負けたよと言ってその場を離れる。

 

 

後でマニラによく来る詳しい友人にこの話をすると、結構有名な中国人らしい。

 

 

ハイローラーなのに、お金が無くなると誰かれ構わずたかって来るらしい・・・

 

 

 

恐ろしいメンタルである。

 

 

 

今回も素敵な出会いを満喫した私であった・・・

 

 

 

 

終わり。