この度、大きなそして古いお墓の移転をさせて頂きました。

 

山の住宅地(後から造成されて住宅地になったのであるが)から

お寺の墓地へのお引越しでした。

 

 

五輪塔には備後守の文字

真ん中の戒名板には〇〇先生(有名な画家)の文字が

昭和初期にこの家の初代のお墓がこの地で発見されたのを

記念しててられたお墓と戒名板とその時発見された、

最古のお墓の移転でした。

 

最初にお話しを頂いたのが、約3年前

施主様は遠方におられ、福山におられる親戚の方が窓口となり

お墓の移転の運びとなりました。

 

墓じまいが多くなった昨今の墓石業界ですが

400年前以上に先祖が作ったお墓を継承して、

残すお仕事に関われた事は大変ありがたいです。

 

 

感謝

 

 

明王院の御本尊様が

33年に一度ご開帳でした。

 

 

福山市民としては、見ておかなくては見ておかなくてはと思い、

午前中の仕事が終わり時間があったので、行って来ました。

着いたのは14時位であった。4日までのご会長だったので、空いているかなぁと思っていたが、人がまだ並んでいた。

 

中に入ると、30人単位で中に入るように決まっていて、真言宗の若いお坊さんが説明をしてくださった。いつもはお寺や墓地で会うお寺さんもおられて、真言宗でこの行事の運営をされているのがわかった。

 

 

33年に1回しか見られない。11面観音像なので、参拝列が一通り済んでから、ゆっくり見さしていただいた。すごく優しいお顔をされていたのが印象的であった。

 

いつもは入れない本堂そして護摩堂からの景色もすごく綺麗で

思わずパシャリと撮ってしまった

 

 

行って良かった。

 

開眼法要の一幕。

 

 

ご親族が集まって

お寺さんに開眼の法要を行なっています。

手を合わせて祈る。

この瞬間の為に墓があると思ってます。

 

墓じまいも増えましたが、

ありがとうを伝える物も必要と思います。

 

 

18日観音さんの日に

みろく墓地の観音様にお勤めに行って来ました。

観音様のおかげがあります様に。

 

墓じまいの現場の流れはこんな感じです。

 

①現場作業に入る前日迄に

 (実際にお墓の解体と石材に運搬の施工作業)の前日迄に

 

お寺さんを呼んで、閉眼供養をして頂きます。

 

お骨出しを閉眼供養が終わってから行います。

今回は骨カメを御当家が持って帰られ、その日に

お寺の納骨堂に納めさせて頂きました。

 

 

翌々日に墓じまいの作業をさせて頂きました。

当初は、翌日の作業予定でしたが、雨が降って

翌々日に延期しました。

 

道が狭くて、階段もあった墓地なので

一番大きな石は、石矢で割って、手で運べるサイズにしてから

運搬をさせて頂きました。

 

 

 

最後は、

本家の戒名板を移設さして、

草の生えない固まる土を、やりなおして

 

現場終了です。

 

【施工後】

 

 

ちなみにこれが、施工前です。

 

【施工前】