すっかりご無沙汰で5月以来となったこのタイトル。「その13」でも書かせていただいたように、特徴のある「りーちゃん語」は減りつつあるので、このタイトルを用いる機会も減っている。
しかしりーちゃんは最近、その分、大人びた表現だったり、会話が成り立ちそうな話ぶりが増えたように思う。知能が3歳程度からあまり成長することがないだろう、と専門家からは言われているので、言語とか勉強とかもそうなのだと思っていたが、やはり経験を積んでちゃんと成長するのだと、親達は実感している。
例えばこの日、ダンス教室に向かう車の中で、突然りーちゃんが、「あ、おつきさま〜」と口にした。「おつきさま」という表現がとってもかわいらしくて、親達は2人はメロメロである(←親バカ夫婦で大変申し訳ございません…)。それはともかく、「お月様見えたの?」と聞かれると、「うん、おつきさまよ」と返すりーちゃん。ちゃんと会話も成り立つのである。
また、この日はダンス中にお腹が空かないよう、車にお菓子を持ち込んでいた。じゃがいものスナック菓子(袋状のものではなく紙カップ状の容器のもの)を抱えて食べていたりーちゃんだったが、「これ、あとでたべる〜」と言って、少し残してマミに渡したのだった。
「そんなことも言えるようになったんだねぇ」と感心するマミとダディ。さらには「ダディにあげちゃう?」と聞かれて「うん!」と答え、「はい、こーれ」とダディに差し出したのだった。
トイレの件にしてもそうだが、親達はどことなく「まあ、りーちゃんだからねぇ」と無理をさせずに諦めがちな一方、りーちゃんは急成長を見せて驚かせてくれることがある。りーちゃんの成長する姿を見ることは、親達の人生の喜びでもある。りーちゃんは、とても親孝行をしてくれているのです。