このタイトルは9回目。しかしタイトルに「トイレ」が入っていなくても、トイレについて書かせていただくこともあるので、かなりの回数、この話題に触れている気がする。
今年3月のオーストラリア旅行のあたりから「小」がトイレでできるようになったりーちゃん。自信を深めた夏頃からは、オムツではなく「お姉さんパンツ」で過ごす時間も増え、今では「小」で失敗することはほぼなくなった。それに合わせてこの秋には「大」の成功例もポツポツ出始めた。
何度もご紹介したことではあるが、障害児のトイレ問題はとても切実だ。なぜなら、高校卒業後の就労において、「自分でトイレができること」が必ずと言って良いほど必須条件になっているからである。
これまでは何となく、トイレに行く前にしてしまっていて、慌ててトイレに座り、挟まっていたものが落ちる、ということが多かった。それでも以前はトイレに行くこともなく、全てオムツに出してオムツ交換をしていたのだから、ずいぶんな進歩だと思っていた。
ところがここ最近、明らかに最初からトイレで「大」をした、と思われる事例が増えた。マミは先日、まさにその瞬間を現認した。トイレに座るりーちゃんが、実際にするところを見たのである。
ダディも、お風呂上がりのりーちゃんにパジャマとオムツを渡し、自分で着るよう促したところ、いきなり裸のままトイレに駆け込むりーちゃんを見た。そして、ちゃんとできたのも確認したのだ。裸だったので挟まっていた可能性は、ほぼありませんな。
親達はりーちゃんの就労の可能性が見えてきて、大喜び。焦りは禁物だが、このまま順調にできるようになってほしいと願う、両親なのである。