いつまでこのネタ引っ張るの、という状態のその4である。


今回、「その1」でも書かせていただいたように、りーちゃんのお兄ちゃんは夕方から合流した。大学生になって、家族と一緒に夢の国に行くのかな、と思ったが、授業の後に行きたいというのである。


そしてお兄ちゃんは、りーちゃんの世話をとてもよく焼いてくれた。もはやマミとダディがいなくても、二人でアトラクションに乗れるのではないかと思うほど、りーちゃんのことを気にかけてくれていたのだ。


もちろん、マミとお兄ちゃん、ダディとりーちゃん、という組み合わせになることが多かったのだが、移動時に遅れがちなりーちゃんとダディに対し、後ろを振り返って気にしてくれるのは、マミよりもむしろお兄ちゃんなのであった。


アトラクションに乗る時は↑の組み合わせになることが多いのだが、パレードを見る時はりーちゃんとお兄ちゃんが隣り合って見た。ちょうど夕飯時なので、マミの発案でカレーを予約して、お店から路面までテイクアウトして食べるという、やや反則技のようなものを駆使して、家族4人でパレードを楽しんだのである。以前にもやったことがある荒技だが、こんな食事の仕方をしている人は、他にはいなかった。さすがりーちゃん一家、というべきか。


合流してくれたお兄ちゃんのために、お兄ちゃんが楽しめるアトラクションを、ということで、いわゆるジェットコースターに、最後は家族4人で乗った。お兄ちゃんとマミは、なんと最前列。りーちゃんは怖がるかなということで、ダディと一緒に第二列へ。


しかしりーちゃんは、マミのマネをして、とても楽しそうに「きゃー きゃー」といってコースターを楽しんだのである。以前なら、ビビる気持ちがまさっていて、こんなに楽しそうにしていたかなぁ、とまたしてもりーちゃんの成長を感じる、マミとダディであった。


子ども達の成長を大いに感じたマミとダディ。家族四人で満喫した、夢の国(土地の方)なのでした。