昨年2月以来2度めというこのタイトル。昨年2月というと、このブログを始めた頃である。その時は、りーちゃんがおもちゃではなく実際の食材を使っておままごとをしてしまうので、困っている、というようなことを書いた記憶がある。


そしてその後もたびたび、リアルおままごとをしてしまうりーちゃんの様子を書かせていただいた。やってしまうたびに、わりと強く「ダメよ」と言われるので、そこまで酷いオイタをすることはない、要領の良いりーちゃんである。


しかし、災害は忘れた頃にやってくる。そうそう酷いことはしないだろう、と親達が安心している頃合いが、危ないのだ。


先日、ダディは日帰りで少し遠くに行ってきた。お兄ちゃんが寮生活をしていた高校の近くである。マミのリクエストにより、近くにある地元の有名企業のお土産を買ってきたダディ。マミが特に所望したのは、いわゆるチューハイのようなものだったが、それは期間限定でもう売っていなかった。代わりに、割って飲むタイプのお酒の原液のようなものを買って帰った。


マミは出産を境にお酒が好きになり、今ではダディ以上にお酒を飲む。自宅近辺ではなかなか手に入らないこの原液を、日々の楽しみにしていた。呑兵衛なマミである。


それからしばらくしたある日、りーちゃんが何やらキッチンで独自の暗躍をしていた。最近は大きな被害がなかったので、放っておいたマミだったが、あまりにいろいろしているので気になりキッチンへ。すると、冷蔵庫に入れておいたはずのお酒の原液の容器が流しの横に置いてあった。それを冷蔵庫にしまおうとした、その時である。


マミが驚愕して悲鳴をあげた。容器はあまりに軽かったからだ。そう、りーちゃんが中身を空けてしまったのだ。もしかしたら飲んじゃったのかも、と思ったが、冷蔵庫を開けてみると、コップに並々と注がれて氷も入れられてしまったものが、並んでいた。


「りーちゃん、マミはこれ楽しみにしてたのに〜」と残念がるマミ。りーちゃんは非難されているのを理解しているのか、マミと目を合わせない。


まあ、飲めなくはないので、飲めるものは飲みますかな…。容器がピンク色なので、ジュースか何かだと思ったのかもしれない。そう考えると、りーちゃんが飲まなかっただけでも、良かったと言うべきなのでしょう。