りーちゃんは食べること大好きである。だからこそこのタイトルも、しょっちゅう使われるのでしょう。


日に日に食べる量も増えていき、体重も堅調に増えている。先日の身体測定の結果は、前月比+0.5キロだった。「思ったより増えてないねぇ」と呑気なマミに対して、「いやでも、確実に増え続けているよね…」と心配顔のダディであった。


昨年は4〜9月あたりで毎月のように1キロずつ増えていたので、マミの感覚もバグっているのかもしれない。少し減速したとは言え、着実にハイペースで体重が増えていることに変わりはない。


りーちゃんは「体調管理」はもちろん、「太りすぎると成人病のリスクが上昇する」などの概念を理解していない。「甘いものは虫歯になる」ということも理解しているかどうか…。とにかく、食べたい時に食べたいだけ食べてしまう。すなわち、りーちゃんが今、そして大人になっても健康な生活を続けられるかどうかは、親達による食事管理の責任が大きいのである。


というわけで、りーちゃんの食事の量や質を、改善できるときはしていこう、と両親で話し合っている。好物なのでドカ食いしてしまう麺類はできるだけ避けて、ご飯ものにしよう、などもその一環である。


そんな状況の中、りーちゃんが朝起きる際に「朝ごはん、何食べる?」と質問するのが日課になっているマミとダディ。ここ1〜2ヶ月くらいはとにかく「もっち」(餅)一択で、親達は日々、在庫を見ながらせっせと餅を調達してくる。


そして、餅は個数も尋ねるのがセットになっていた。つい最近まで「にこ」と答えるのが通例になっていたりーちゃんだが、ある朝、「さんこ」と答えるではないか。


「え?3個?そんなに食べられる?」と尋ねるが「うん!」と答えて食べる気満々の本人。その朝は結局、3個の餅を焼いたが、一つはマミが半分食べて、りーちゃんに提供したのだった。


3個だと多い気がするし、朝の時間も逼迫するし…、ということで、これからは個数を尋ねるのをやめようと話す親たち。その後は今のところ、2つしか提供されない「もっち」を見て、りーちゃんがフガフガと文句を言うことはない。


まだ13歳なので、食べないよりは食べたほうがいいし、食べたいものをたくさん食べさせてあげたいのだが…。健康のこともあるし、それこそ虫歯なども怖いし、可能な範囲で食生活を適正にコントロールしてあげたいものだ。


食べ物を巡るせめぎ合いは、これからも続くのだろうなぁ、と覚悟している、マミとダディなのです。