ばあばの納骨、そしてそのあとは青い汽車に乗るという日帰り旅行になったりーちゃん。マミとダディは、帰りに食べる夕食をだいぶ前から決めていた。それはこの地方でとても有名なハンバーグ屋さんである。

 

静岡県内に店舗を展開しているこのお店。マミは県内の出身だが、数年前に知人から聞いてその存在を知った。去年だったか、マミの出張に合わせてりーちゃんとダディも静岡に来た時、このハンバーグを食べようとしたのだが、駅ビルに入っている店舗は3時間待ち。その割に待っている人が少ないのだが、皆さんどうやら名前だけ書いて、時間をつぶしてから再びやって来るらしい。ちなみにその時は我々も待ち時間を計算して時間をつぶして、食べることができたのだった。

 

別の機会に御殿場店にトライしてみるも、やはり3時間待ちであきらめたことがあった。なので今回、マミは是が非でも食べたかったのである。

 

実はダディは、この1週間ほど前にやはり東海地方への出張があって、一人でさっさと食べていたのだった。翌日に合流した会社の人もこのハンバーグ店のことを知っていて、食べたいと言っていたので、二日連続でも全然OKだと思っていたくらいだ。残念ながら仕事の時間が伸びてしまい、二人で食べることはできなかった。

 

スマホで調べると店舗の待ち時間が表示してある。ダディが出張の時に行った店舗もそうだったが、場所によっては待ち時間が短い。この日は帰り道に立ち寄ることができそうな店舗の中から、30分ほどの待ち時間のものをチョイスして向かった。出発が早朝だったので、りーちゃんとダディは待ち時間の間、車の中で仮眠である。

 

店内で待っていたマミが呼ばれて連絡が入り、りーちゃんを連れて行こうとするダディ。しかし眠いところを起こされてりーちゃんはご機嫌斜めである。「ああぁ、おうちかえりたーい」などとブツブツ言っているが、ハンバーグにはきっとりーちゃんも魅了されるはず。なんとか席に着くことができて、期待が高まるマミとダディである。

 

実際に食事が運ばれてくると、りーちゃんも食べ始め、やっぱりおいしいのかどんどん食べる。結構多めに注文したのだが、最後はマミとダディもちょっと遠慮するほどの勢いでりーちゃんは食べていた。数回前のブログでご紹介したアスパラガスもそうだったが、りーちゃんは美味しいものが大好きだし、美味しいかどうかもよくわかる(舌が肥えている?)ような気がする。

 

今回はばあばの納骨にあわせて、蒸気機関車とハンバーグを計画し、計画通りに堪能することができたりーちゃん一家。お兄ちゃんは学校の都合で来れなかったけど、いつかこのハンバーグを食べさせてあげたいですなぁ。そしてりーちゃんは帰りも爆睡。わけもわからないまま、あちこちへ連れまわされて、お疲れさまでした。

 

 

これがそのハンバーグ。写真はダディが一人で食べた時のもの。