これまでにこのブログでも、りーちゃんの数々の怖がりエピソードをご紹介してきた。
階段を降りるのはとても慎重でゆっくりだし、降りのエスカレーターはつい最近までダディが抱えないと乗れなかった。犬を見ると飼い主さんに愛想良く挨拶しながら「かわいい〜」などと言うが、決して触ろうとはせず、ダディにばかり触らせようとして、「ほら、こしょこしょして」などと言いながら手を引っ張る。
これもかなり昔に書かせていただいたが、ペットのワンちゃんニャンちゃんを見られる商業施設でのこと。その手のお店ではカートにワンちゃんを載せて、お買い物をしている方も珍しくない。りーちゃんはふと背後にそのようなワンちゃんがいることに気がつくと、ものすごいダッシュで逃げていた。そしてそのワンちゃんの方をひきつった顔で見るのである。
ある日、自宅マンションの駐車場を歩いている時のこと。自分達の車を目指して歩いていたのだが、ちょうど我々が歩いているすぐ横の車が、エンジンをかけた。ご存知の通り、ガソリン車のエンジン始動の音はけたたましく大きい。
びっくりしたりーちゃんは、一目散に逃げ出し、やっぱりその後ひきつった顔で当該車両をみていた。逃げ出した方向は駐車場の車道であり、親としてはだいぶ心配になる。たまたま車等は来なかったから良いけど…。
こういうことがあると、やはりりーちゃんを1人で歩かせるのは、ちょっと無理かなと思う。慣れたらそのうち、逃げ出したりしなくなるのだろうか。