中学2年生となった今もオムツが外れていないりーちゃん。しかし昨年くらいからトイレでの成功例が増え始め、最近ではお風呂に入る前は毎晩のように成功している。どういうわけか学校ではいまだに成功例がないが、デイサービスからも毎日のように成功のご報告をいただいている。

 

そんなわけで、オムツの消費枚数もちょっとだけ少なくなってきたりーちゃん。マミとダディにとっては、夜お風呂に入る前に成功するのは、もはや当たり前になってきた。

 

さて、この日はダディの帰宅が遅く、さらに家でも少し仕事をしなければならない、という状態だった。ちょうど帰宅した頃に、マミはりーちゃんをお風呂に入れようとしていた。りーちゃんは帰宅したダディに「うぅーん」などと構ってほしいサインを送るが、ダディはあまり余裕がなかった。

 

それでもマミに促されてお風呂に向かうりーちゃん。その前にトイレに入るのは、本人にとってもルーティン化しているので、素直に座った。しかしトイレに座ってもなお、ダディへサインを送り続けるりーちゃん。そして、手が離せなくてりーちゃんに構うことができないダディ。

 

結局、いつもよりかなり長くトイレに座っていたが、この日は成功することができないまま、マミもあきらめてお風呂に入れることになった。大成功を連発していた近日には珍しい、トイレ失敗である。そしてそのあとお風呂では、ちゃんと成功したのだった。

 

思うにりーちゃんは注目されるのが大好きなので、ダディが帰宅した以上、マミとダディの二人にトイレを応援してほしかったのだろう。「りーちゃん、すごいねぇ」「お姉さんだねぇ」「トイレができたら、りーちゃん、もうカンペキよね」などと賛辞をこれっぽっちも惜しまない両親。マミがワンオペであれば、りーちゃんも普通にトイレで成功できたのかもしれない。しかしダディが家の中にいるのに、りーちゃんのトイレについて塩対応だったことで、モティベーションが上がらなかったのだと思われる。

 

その後、お風呂から出たりーちゃんだったが、ダディはまだお仕事中だったので、「りーちゃん、ふきふきできるよね。もうおねえさんだもんね!」と言って本人に任せた。ふきふきは最近とても得意になったので、一人でちゃんと拭けたのだった。忙しいときはそれだけでも、親としてはだいぶ助かる。

 

普段はどちらかというとマミの方が在宅ワークが多く、ダディはあまり家で仕事をしたがらない。そういうダディが普段とは違って仕事をしてりーちゃんに構わなかったので、りーちゃんも違和感があったのだろう。

 

これからもできるだけりーちゃんを応援して賛辞を惜しまず、できることを増やしていってもらいましょう。