これまで朝のりーちゃんの様子は何度も書かせていただいたが、夜の様子は断片的にしかご紹介していなかった。なので今回は、夜のりーちゃんについてである。

 

この日はマミが仕事で遅くなる予定で、ダディとりーちゃん、それにお兄ちゃんの3人での夕食。朝の通学時に、「夕ご飯、何食べたい?」とりーちゃんに一応聞くと、「たこがいい」という。りーちゃんはたこ焼が大好きで、たこ焼機も家にあることはるのだが、平日の夕飯としては手間がかかりすぎるので、ダディの心の中で却下させてもらった。

 

代わりに作ったのは豚肉と長ネギの和風スパゲティ。りーちゃんは麺類大好きでスパゲティも大好きだが、どちらかというとトマトソース系が好み。食べてくれるか心配ではあったが、しっかり完食してくれた。実はお兄ちゃんとダディは、ちょっと味が薄いなぁと思っていたのだが、そのお兄ちゃんも完食してくれて、一安心である。

 

食後はできるだけ早くお風呂に入れて寝かせたい、という親の意向を無視し、りーちゃんはたいてい、お風呂に入りたがらない。ダンスしたり、おぎんぎょうやプラレールで遊んだりするのに忙しいのだ。結局いつもくらいの時間にお風呂に向かってくれたが、オムツに出ていなかったのでトイレへと誘導。この日も見事、トイレで大成功だった。最近はお風呂前のトイレにほぼ毎日成功している。

 

お風呂を出る際には、最近上達した「ふきふき」を自分でしてもらい、パジャマの着替えも促した。その際、「あー、トイレでうん〇 したいなぁ」と言うではないか。「そうなの?しちゃっていいよ」とダディ。トイレで「大」の成功例はないので難しいだろうが、たとえ言葉の上だけだとしても、やる気があるのは良いことだ、と思った。

 

ダディが遅れてお風呂から出てみると、オムツは履いていたが、上半身のシャツは中途半端なりーちゃん。「恥ずかしいよ、シャツ着てパジャマ着ましょう」と言われてシャツは着たが、パジャマは着たがらない。そう、オムツに「大」をしていたのである。お風呂上りなので、もう一度おしりだけお風呂で洗うことにした。

 

先ほどの「トイレでうん〇 したいなぁ」は、そういう感覚があったということだろう。トイレでできるようになるまでの、小さな一歩なのかもしれない。いつかできるようになるのか、親も半信半疑ではあるが、親が信じてあげないでどうする、とも思ったりする。地道に頑張りましょう。

 

この後マミが帰ってくると、「寝んねしよう」というダディの誘いを断り「あー、マミと」と言うりーちゃん。この日は帰宅してからずっとダディと過ごしていたので、りーちゃんなりのバランスをとっているのだろうか。だとしたらなかなかの気遣いである。

 

というわけで、よく食べてよく遊び、よく出した、りーちゃんの夜なのでした。