このブログにちょくちょく登場している、りーちゃんのデイサービス。学校のある日は放課後迎えに行ってくれて、夕方まで預かってくれて、家まで送り届けてくれる、大変ありがたいサービスである。


それだけではない。祝日は朝迎えに来てくれて、夕方に送り届けてくれる。夏休みなどの学校がない時期の平日、祝日も同様である。マミとダディは、デイサービスがなければ仕事を続けることはできない。おかげでりーちゃんの世話をばあば(とごく稀にお兄ちゃん)にお願いするのは、土日どうしても両親ともに用事がある時だけ、で済んでいる。


さて、時々りーちゃんは平日午後に病院に行くことがあるが、そんなときはたいてい、デイサービスに両親でお迎えに行く。どちらか一人でも良いのだが、りーちゃんが座り込みなどして動かなくなった時に、ワンオペだとなかなか厳しいので、可能な限り二人体制をとっている。


デイサービスでは仲の良いお友達や楽しいおもちゃがたくさんなので、迎えに行ってもりーちゃんはなかなか出ようとしない。ほとんどの場合、車で迎えに行くので、ダディが運転していてマミが迎えに行くが、遊びを中断するのが難しいりーちゃん。先生達が促してもなかなか切り替えができない。


そこに、車を停めたダディが登場である。「うぅーん」と声をかけながらダディが近づくと、りーちゃんはなぜか遊びをやめて、あごを差し出す。なでてほしいという意思表示だ。そして、「じゃ、行こっか」と言われると立ち上がって、玄関の方へ向かうのである。これができるのは、なぜかダディだけなのだ。


というわけで、デイサービスの先生達はダディにこんなあだ名をつけた。


「最終兵器」


そしてマミはダディのことをこう呼んでいる。


「りーちゃん使い」