同じタイトルで書いたのは先月初旬のこと。その後もりーちゃんの洋服へのこだわりの強さや、「セルフ着せ替え人形」ぶりは変わらない。

 

この日は週末でダンス教室へ行く日。ダンス教室のTシャツがあるので、毎回それを着ていくのは良いのだが、下に何を履くかなどりーちゃんと両親で意見が分かれることも少なくない。もちろん、本人の意見が最優先される。親の意見を押し付けると着替えが進まず、遅刻してしまうからである。

 

この日は前日までよりもかなり寒くなり、Tシャツの下に薄手の長袖(いわゆるアンダーシャツのようなもの)を着てほしかったし、下はスパッツを履いた上でスカートにしてほしかったマミとダディ。しかし本人はどちらも拒否し、寒々しい服装で教室へ向かったのだった。本人はアンダーシャツもスパッツも嫌いではなく、場合によっては自らこれらを着用することもあるのだが、この日はそういう気分ではなかったようだ。

 

余談だが、その拒否の仕方が何とも言えない。着替えをしようとする際にTシャツとスカートしか出していなかったので、ダディが「中に長袖着たら?これどう?」と言いつつアンダーシャツを渡した。りーちゃんは一応、それを手に取るも、興味なさげに「ポイッ」と放り投げるのである。うーん、まあ、仕方ないですな・・・。

 

そうそう、さらに余談だが、教室のTシャツは白と黒の2着を持っているのだが、りーちゃんは必ず白を着たがる。黒を着たのは1回くらいだと思う。しばらくは「こっちもあるよ」と黒を提示していた両親だったが、りーちゃんがあまりに毎回白を選ぶので、最近ではそうしたこともしなくなった。

 

ダンス教室が終わって帰宅したりーちゃん。しばらくは同じ服装で遊んでいたが、おもむろに立ち上がりお着替えを始める。今度はなぜかハイネックの長袖(これも結構なお気に入り)を着用し、YouTubeのチャンネルを変えてダンスミュージックにして、踊り始めたのだった。りーちゃん、踊るならさっきのTシャツのほうが良かったんじゃない?

 

りーちゃんの服のこだわりはいつまで続くのか・・・。親が服を買ってきても、りーちゃんが気に入らなければ全く着てくれないことも珍しくないので、りーちゃんの服を買うのに二の足を踏んでしまう、マミとダディなのです。そしてついつい、「安いのでいっか」となるのであった。

 

 

コアラさんを触った動物園で購入したTシャツ。かわいいしピンクはりーちゃんの好きないろなので、きっと着てくれるはず、と思ったが、まだ一度も着てくれない・・・。