さあ、到着しましたナイトマーケット。ブルネイ王国でも最大規模だという。ワクワクするりーちゃん一家。このあとショッピングセンターにも行くが、やっぱりここで食事したいよねー、とみんなで盛り上がる。
添乗員さん曰く、ラマダン(断食)なので食事解禁の時間が決められているとのこと。この日は18:33くらいかな、その日によってちょっと違うんです、と言っていた。マーケットにはお店のほかに食事できるテーブルも多数あって、客は各々の食事を購入しているものの、まだ食べてはいない。袋に入った食事をテーブルに置いて、その前で皆さん行儀よく待っている。
お店はどれも活気があって、海沿いの国であるせいか魚も多い。あとは焼鳥のようなものや、フルーツなど。何が入っているんだろうと思うような、すごい色のジュースもたくさん売っていた。食事は、ご飯とおかずで量は多くないけれど2~3ブルネイドル。1ドルが85円くらいだったのでかなりお安い。ラーメンのようなものも3ドルだった。
ナイトマーケットでは現金しかつかえませんよ、と添乗員さんが空港で教えてくれたので、お金はそれなりに両替してあった。りーちゃんはやっぱり麺類かな、とラーメンのようなものを購入。お兄ちゃんも一人で買い物に行き、マミとダディも交代で行って、思い思いに美味しそうなものを買ってきた。
ラーメンを買ったお店では、店員さんがわざわざテーブルを案内してくれた。外国人であることは一目瞭然だっただろう。席は結構埋まっていたので、お気遣いがありがたかった。その他の店員さんも皆さん親切にしてくれた。
その後、いつの間にか歌(モスクで流れているような宗教的なもの)が流れたと思ったら、皆さんが一斉に食事を始めた。お客さんはもちろん、店員さん達まで食事を始める。なので、途端に売り手の熱気が冷めてしまい、食事解禁後は店員さんをつかまえるのも一苦労だった。
ダディは結局、ラーメンを買った店に戻ってきて、チキンがご飯の上に乗っているようなものを購入。プラスティックのフォークをくれたのだが、やけにフニャフニャで思うように食べられない。お兄ちゃんが別の店でもらってきたフォークも同様。なんだかおかしくて二人で大笑いしてしまった。
また、竹の葉のようなものにくるまれたご飯が売っていて、日本でいうチマキのようなものかと思ったのだが、食べてみたらやたらに甘い。お兄ちゃんもマミも別々に買ってきてしまっていたが、二人とも食べられず。ダディも口に入れたものの、あまりの味に吐き出してしまった。口に入れたものを吐き出したのは30年ぶりくらいじゃないだろうか。
ほかにもお兄ちゃんが買ったジュースは、明らかにかき氷のブルーハワイのシロップを薄めたような味で、それはともかく、ビニール袋に直接入っているのでずっと持っていなければいけない。などなど、日本では考えられないような珍しいことがたくさんあって、大いにナイトマーケットを楽しんだ、りーちゃん一家なのでした。
この器にスープを注いでもらって、ラーメンの完成。りーちゃん完食でした。
ダディが食べたチキンオーバーライスは少しピリ辛。このフォークはふにゃふにゃでした…。
飲み終わるまでずっと待ち続けないといけないジュース。
この中のライスはあまりに甘くて食べられませんでした…。






