最近、お兄ちゃんが家にいることが多くて嬉しそうなりーちゃん。高校入学以来、お兄ちゃんは寮で暮らしていた。しかし卒業を控えて部活はもちろん授業も年明けからほとんどなくなり、帰省の機会がぐーんと増えていた。
そのお兄ちゃんもついに高校を卒業(パチパチパチ)。寮の荷物を車に積み込んで、家に帰ってきた。4月からは実家から大学に通うのである。
元々は卒業式の日に全ての荷物を積んでくるつもりだったが、入寮以来、私物は増えているので、2度に分けた方が無難だろうということになった。そのため卒業式の数日前、ダディは平日に単独で寮に向かい、お兄ちゃんの荷物を積んで戻ってきて、自宅では1人で荷物搬入を行っていたのである。
その時の本人の申告では6割は出した、とのことだったが…。卒業式当日の荷物も、結局同じくらいの量だった。今度は本人も一緒に帰ってきて、自宅への搬入も2人だったため、それほど大変ではなかった。しかしお兄ちゃんの部屋はもちろん、居間にも大量の荷物が置かれており、今後これらを片付けるのはなかなか大変そうだ。
お兄ちゃんが戻ってきて、やっぱりりーちゃんは嬉しそうだ。最近、お兄ちゃんがいるときはまず、「お兄ちゃん、いるねぇ」という言葉から始まる。今回も「いるねぇ」と嬉しそうに言っていた。
卒業式当日ということで、マミがりーちゃんに、「お兄ちゃん卒業したのよ。頑張ったねぇ、って言ってあげて」と促す。しかしりーちゃんは「お兄ちゃん、ほーら。がんばった、いってごらん、ほーら」とあまり労う気持ちはなさそうだ。
その後もマミが「卒業したのよ、おめでとう、って言ってあげて」とさらに促すのだが、りーちゃんはやっぱり、「ほーら、おめでと、いってごらん、ほーら」となってしまう。
何はともあれ、また家族4人の生活がスタートする。りーちゃんがお兄ちゃんの影響をどのように受けるのか、マミとダディは楽しみにしている。