ばあばを偲ぶ伊豆旅行にやって来たりーちゃん。前日夜のバフェットでは最後まで食べまくっていたが、朝もまた食べられるだけ食べてしまうりーちゃんであった。
夜とは違い、朝はうどんが登場。りーちゃんは麺類に目がない。バフェットのうどんなので小さめのお椀によそう形式だったが、りーちゃんにとってはわんこそば状態だ。おかずを食べながらも次々と、あっという間に4杯食べてしまった。
夕食の時も朝食の時も、親戚にお兄ちゃん(りーちゃんから見ていとこ)が隣の席で心配そうに見守っていた。このいとこは、上に兄、下に妹がいて、幼い女子の面倒を見ることに慣れている。危なっかしいりーちゃんの食べっぷりを見て、妹が小さいころを思い出しただろうか。りーちゃんの実の兄以上に、以前から頼りになる存在なのである。
この日の朝食後の予定は石廊崎観光。伊豆半島の一番南だ。駐車場からの歩道はかなり整備されてはいるが、最後はやはり険しい階段が続いた。実はマミとお姉さんは、昨年もばあばと一緒にここまで来たのだが、階段があまりに険しいので、ばあばは灯台や神社へのお参りは諦めたのだという。
りーちゃんもちょっと難しいかなと思ったが、本人はやる気満々である。相変わらず「ああああ」「うううう」と言いながら、めちゃくちゃ慎重に、ゆっくりと降りる。階段は細くて人がすれ違うのがやっと。なのでりーちゃんがゆっくりだと渋滞が発生してしまう。マミとダディ、そしていとこのお兄ちゃんが何回も謝罪しながら、りーちゃんはなんとか下まで降りることができた。
神社にお参りした後、灯台の周りも歩いたのだが、やっぱり道が細くて険しい。ここでもやや渋滞を引き起こしながら、そして両親が謝りながら、しかしりーちゃんはやっぱりやる気満々で、ぐるっと一周、しっかりと歩いた。途中、岩のくぼみがあって、なぜかその中にすっぽりと入りたがるりーちゃん。籠城したらどうしようと思ったが、すぐに出てきてくれたので一安心である。
帰りは登りの階段になるのだけれども、りーちゃんは下りより登りの方が楽なようだ。それでも周囲よりもゆっくりなので、しばらく待ってくださる方々もいる。「大丈夫だよ、ゆっくりね、気をつけてね」などと声をかけていただいて、皆様の優しさがとてもありがたいりーちゃんとその両親なのであった。
今回、りーちゃんは歩くのに一生懸命で、景色をあまり見ていなかったように思うが、果たしてどうだっただろうか。キレイで雄大な海の景色は、ちゃんと目に焼き付いたかな。そしてばあばはここでも、お空から見守ってくれていたことでしょう。
風は強かったけど良い天気でした!
素晴らしい眺望

