同じタイトルで10月にブログを書かせていただいたが、ばあばにはさらにお正月のブログでもご登場いただいた。初詣をして、りーちゃんと80代のばあばに、かなり長い階段を登ることを強いてしまったというお話だった。

 

それからおよそ1か月。りーちゃんのお誕生日会を行った次の日の朝のこと。マミのお姉さんから、マミに一報が入った。そしてマミは急遽実家へと戻った。ばあばは、お星さまになったのでした。

 

特に宗教的なこだわりがあったわけではないということで、お姉さん一家と、りーちゃん一家が火葬場に集まって、家族葬を行うことになった。当日はとても晴れていて、とても寒い日だった。ばあばの棺の中に、いつも着ていた服などを入れた。絵を描くのが好きだったので、絵具と筆はりーちゃんが入れた。そのあとはたくさんのお花。りーちゃんはお花をお供えしながら、ばあばのことを優しくなでていた。何が起こったのか、りーちゃんなりに理解できたのだと思う。お焼香もダディと一緒にすることができた。

 

りーちゃんはこのところ少し風邪気味だったので、昼食時に薬も飲んだせいか、食後は眠くなってダディの膝の上で寝てしまった。そのため、りーちゃんとダディはお収骨には参加しなかった。

 

ここ数年のばあばは体の調子があまり優れず、マミは毎月のように通院の付き添いに行っていた。マミのお姉さんはさらに頻繁に行っていた。しかしりーちゃんやお兄ちゃんに会う時のばあばは、比較的しっかりしていて元気だった。孫のために料理をしたりするので、しゃきっとするのか、あるいは孫たちが来るので無理をしていたのだろうか。いずれにしてもりーちゃんとお兄ちゃんにとっては変わらず元気なばあばだったので、今回のことは突然のことに感じられるだろう。ダディもその点は同じだった。

 

実は今月、ばあば、お姉さん一家、りーちゃん一家の全員で、旅行に行くことになっていた。当初はばあば、お姉さん、マミの3人のはずだったのだが、ばあばが是非みんなで行きたいということで、確認したところ全員来れることになったのだ。お兄ちゃんはまだ寮生活だし、お姉さんの息子(りーちゃんのいとこ)はアメリカに住んでいるのに、奇跡的に集まれることになっていたのである。

 

ばあばは楽しみにしていた旅行には行くことができず、さぞかし残念だったことだろう。火葬の時にみんなで話し合って、ばあばの写真を持ってみんなで旅行に行きましょう、ということになった。

 

じいじも数年前にお星さまになっているので、これからはじいじとばあばが一緒にお空から、りーちゃんをはじめみんなを見守ってくれることでしょう。