少し前のブログでりーちゃんは最近、腕を組むような仕草をして頭をかしげながら「ふーん」とか「うーん」とか言うことにはまっている、とご紹介した。大人びた仕草をどこかで学んで、それをしょっちゅう披露してしまう、大人に憧れるりーちゃんである。

 

和製英語である「マイブーム」、英語ではおそらく「りーちゃん's new favorite」、はまだある。以前からご紹介しているようにりーちゃんは音楽もダンスも大好き。音楽では最近は、「あーぱつあぱつ」にはまっているようだ。首を左右に振りながら、ご本人のマネをしてちょっとダルそうに歌って、最後に「あは、あは」と言っている。

 

まあこれは、ここ最近の流行の曲だから、りーちゃんに限らず女の子は歌っている子が多いと推測する。世界中の大ヒットなので、世界中に歌っている女子がいることでしょう。りーちゃんもその一人ということですな。

 

実は最近、りーちゃんがはまっている歌がもう1つある。それはなんと80年代の大大大スーパーウルトラヒット曲である、「スリラー」だ。約40年も昔のヒット曲をなぜ、と思われるかもしれないが、りーちゃんがこの歌を知ったのは、やはりYouTubeからだった。

 

今回、影響を受けたのはディズニーではなくユニバーサルの作品である。「シング」というアニメ映画のシリーズがあるが、そのおそらくスピンオフ作品かなにかで、「シング」の登場人物たちが「スリラー」を歌って踊る動画があったのだ。りーちゃんは得意のザッピングをしていて、偶然見つけたのだと思う。

 

ユニバーサルの映画では、ペットもミニオンもジュラシックシリーズも大好きなりーちゃんだが、実は一押しは「シング」なのである。やはり歌が好きなので、たくさんの歌が登場する映画を好む傾向にある。

 

「あーぱつ」もそうだが、「スリラー」も英語なので、りーちゃんがちゃんと歌えるわけではない。ただ、「スリラー」の場合はダンスがある。「シング」のメンバーたちが踊る動画に合わせて、りーちゃんもしょっちゅう踊っている。ダディもマミも若いころに少しは真似した記憶があるので、親子で踊ったりもするのだ。りーちゃんはこう見えてなかなか、ゾンビらしい動きが上手だったりする。

 

りーちゃんも両親が「スリラー」を好きだと認識しているようで、「スリラー、見てみようよ」と言われると、YouTubeで「シング」バージョンを探して流してくれるのである。普段はチャンネルのリモコンを絶対に譲ることがないりーちゃんが、「スリラー」だけは両親と共有してくれるのだ。

 

改めて見ると、マイケル・ジャクソンの動きは完全に人間離れしている。全くもって真似できないが、今日も我が家の居間では「スリラー!」とか「ぽーぅっ!」などの声がこだましている。