最近のブログでは、りーちゃんの成長ぶりを喜ぶ話ばかりをご紹介していたが、今朝のりーちゃんは久しぶりに大暴れだった。誰でもそうだろうけど、長い人生、右肩上がりの成長だけで進むことはない。3歩進んで2歩下がる、という感じで成長していくものなのだろう。

 

昨年の11~12月頃は、朝ごはん食べようね、などと声をかけると自発的に起き出してくれることも多かったりーちゃん。しかし年末年始は、マミもダディもお兄ちゃんもだらけていて朝が遅く、つられてりーちゃんものんびり起きることが多かった。そのせいか、新学期が始まってからのりーちゃんは、朝のエンジンがなかなかかからない。

 

それでも始業式の日は気合も入り、前日に少し早寝を心がけたおかげで問題はなかった。しかし二日目となるこの日の朝は、どうにもこうにも起きてくれない。しばらくあれこれ試みてようやく口を開けて言ったのは、「すぱげてぃ、たべたい」だった。

 

前日の夕食がミートソースのスパゲティだったので、残り物があれば食べさせてあげられた。しかしお兄ちゃんが帰宅しているので(普段はお兄ちゃんは寮生活)、残りなどあるはずもない。りーちゃんが「たべたい」と言うものを用意できない場合、両親が常套句にしているのは「お買い物、買っとく~?」である。この時もりーちゃんに、「じゃあ、すぱげてぃ、買っとく~?」と話しかけ、懐柔を試みた。

 

ところがりーちゃん、納得せず。「すぱげてぃ!たべたい!」と言ってさらに不機嫌になる。登校の時刻は刻々と迫って来るので、マミとダディの二人がかりで起こそうとするのだが、りーちゃんの抵抗も激しい。ここ数カ月でさらに身体が大きくなったりーちゃんは、パワーもだいぶついてきている。両親二人で力を合わせても、数分間の熾烈な格闘戦になってしまったのだった。

 

無理やり起こされたりーちゃんは、朝ごはん食べようね、と言われても、「うーう!たべない!」などと言うのだが、目の前に出されれば結局は食べるのも、いつものこと。起こしてしまえばこっちのもの、という傾向はある。

 

そうは言っても、もはや若くはないマミとダディにとって、朝からの格闘戦はしんどいの一言。何事もなかったかのように玄関を出て、ニコニコしながら歩いて通学する我が娘。反面、両親は揃って朝からパワー半減なのであった。

 

確かに大人でも朝起きるのはつらいときがあるし、朝起こしてくれる親に対して反発してしまったという経験は、誰にでもあることだろう。ただりーちゃんの場合、本気の抵抗でパワーも半端ないのだよねぇ。これから成長して、もうちょっと手加減してくれたりするようになるのでしょうか・・・。