りーちゃんは先日、映画鑑賞をした。

 

数回前のブログでもご紹介したように、りーちゃんのような障害者は映画鑑賞の割引があり、映画館によっては付き添い2名も割引になる。今回もその割引を利用して鑑賞させていただいた。いつもいつもありがとうございます。

 

こうした割引制度のおかげもあり、りーちゃんは新作をしょっちゅう、劇場で観ている。今回も子供向けのこの冬の話題作である、ハワイを舞台にしたと思われる作品である。

 

冬休みということもあって、ロビーから人がとても多く、飲食物を購入するのも長蛇の列だった。ギリギリになってしまったがなんとか間に合って劇場に入ってみると、ほぼ満席状態だった。やっぱり親子連れが多く、りーちゃんより幼いお子さんがメインの客層のように思えた。

 

さて、ご存じのとおり、歩いている途中でしゃがみこんでしまったり、気に入らないことがあると激しく抵抗したりする我が娘りーちゃん。映画館などで大声をあげたり、飽きてぐずったりするのではないかと、ご心配される方もいるかもしれない。しかしどういうわけか、りーちゃんは映画館では親を困らせるようなことをしたことはない。りーちゃんが興味を持ちそうな映画を選んでいることもあると思うが、意外とこうした場所では良い子にしているのである。

 

ただ、だいぶ前のブログに書いたようにりーちゃんはにわとりのモノマネが得意で、今もしばしば奇声を上げている。ご存じの方も多いと思うが、この日の映画では、主人公のペット(?)らしきにわとりさんが、結構な頻度で登場する。最初の登場シーンではりーちゃんも一緒になって「ポッポッポッポ、ポケ―ッ!」と奇声を上げていた。マミもダディも大笑いだが、何度もやられては困ると思っていたところ、結局りーちゃんが「ポケ―ッ!」をしたのは一度限りだった。やっぱり場所をわきまえているのだろうか。

 

昼食代わりのホットドッグとポップコーン、それにリンゴジュースを堪能しながら、映画を楽しんだりーちゃん。大満足で帰路についた。帰り道ではダディがあらかじめダウンロードしていた映画のサウンドトラックを車内でかけ、りーちゃんは得意のシートドラム(以前のブログに書いたように、りーちゃんは車のシートを太鼓代わりに叩くのが得意なのです)を叩きながら、楽しくお家に帰ったのである。

 

最後は少し疲れたのか、車内で寝ていたりーちゃん。とても楽しく過ごすことができた、冬休みの一日でした。