これまでにも同じタイトルでりーちゃんの朝のバタバタな様子をご紹介したが、今回も同じタイトルで、やっぱりバタバタになった朝のこと。
随分前から、りーちゃんに服を選ばせることで朝のバトルを減らすことに成功していた我が家だが、冬場はなかなかそう甘くはない。というのも、りーちゃんは露出の多い服を好むので、自分で選ぶと薄着になる傾向にあるからだ。体調管理を考えれば、この時期にそれは困る。
なのでどうしても洋服選びに親が介入せざるを得ないのだが、そうするとりーちゃんは納得せず、なかなかお着替えが進まない。今朝はまさにそうだった。
ミニスカートをはくのは良いとして、その下にスパッツなどをはかないと寒くて仕方がないと、親は思う。でもりーちゃんはミニスカートにロングソックス、というスタイルで登校したい。マミとりーちゃんの押し問答が延々と続く。スパッツをはかせようとすると「うーう!」「うぅうぅーん」などと嫌がるりーちゃん。目先を変えようとマミが「じゃ、これは?こっちは?」と違う服を出すがやっぱりりーちゃんは気に入らない。
ダディも介入してさらに違うスパッツを提案すると、ようやくりーちゃんはスパッツを「自分で選ぶ」形になり、納得したようだ。「じゃ、はいろ(灰色)がいい」と言ってようやくはいてくれた。
この間にマミは「もう、怒るよ!」などと恫喝し、実際にはもう怒っているのだが、それに対してりーちゃんも抵抗し、歯磨きのあとのうがいの際には横にいるマミのことを蹴ったりする。痛くはないものの、りーちゃん、足癖が悪いですなぁ。
バタバタとお支度をしている時はダディも一緒になって「バスに間に合わないよ」「本当にバスに遅れちゃう」などと言うものだから、りーちゃんの不満の矛先はバスに向かってしまったようだ。家を出て歩いている間、「もう、だいきらい」「バス、ばか」などとブツブツ言っている。ちなみに、りーちゃんにとっての攻撃的なワードは、これらの「だいきらい」と「ばか」くらいしかない。
そのあとに同じマンションのお友達も追いついてきて、「一緒に行こう」と言ってくれたのでりーちゃんは「うん!」と嬉しそうに答えたが、しばらくは何やら不満げにブツブツ言っていた。しかししばらくするといつの間にか歌を歌いながら歩いている。この切り替えの早さは、誰に似たのでしょう・・・。
結局、バスにもちゃんと間に合って、笑顔で先生にご挨拶しながら乗車し、笑顔でダディに手を振って出発したのでした。
まあ、りーちゃんがバスを嫌いにならなくてよかったですな・・・。誰も本気には思っていませんがねぇ・・・。