先月、「りーちゃんのお言葉 その6」でりーちゃん語の一つである「くりすまつり」をご紹介した。クリスマス、ツリー、お祭りの3つの意味を一語でいっぺんに表す秀逸なりーちゃん語であると、親バカ全開のブログだったと記憶している(←いつもすみません・・・)。
さあ、今年もいよいよ12月に入り、「くりすまつり」の飾りつけの時期がやって来た。前々回のブログでご紹介した、ダウン症児の会のクリスマス会に触発されたりーちゃんは、その日の夜、マミに促されて「くりすまつり」を出すことにしたのだ。
最初からとても前のめりなりーちゃんは、まず、ツリーの飾りがしまってある箱を、クローゼットの奥から引っ張り出してきた。箱は2個あり、いっぺんに抱えて「よいしょ、うんしょ」と居間まで運んできたりーちゃん。一生懸命でとても健気だ。
ツリーそのものはプラスティックだが、チクチクと手に刺さるのでマミが軍手をして組み立てた(ダディは夕飯を作っていた)。細々とした飾りつけはりーちゃんが担当。例年はマミかダディが一緒にやるのだが、今回はほとんど一人でやろうとする。夕ご飯の支度ができたのだが、構わず飾りつけを続けるりーちゃん。
結局ほとんどすべての飾りつけを一人で済ませてしまった。さらにプラレールの線路も持ってきて、「まる、つくる」と言って、ツリーの足の周りを線路で一周させ、汽車ポッポも線路に乗せた。かつてお兄ちゃんがやっていた飾りつけだが、りーちゃんもよく覚えていたようだ。
電飾もりーちゃんがツリーに飾ってくれたが、電源はダディが差し込んでマミがスイッチを入れると、輝く「くりすまつり」の完成である。りーちゃんは「きれいねぇ」と喜び、マミとダディは「今回はりーちゃん一人で飾りつけしたねぇ」「すごいねぇ」とまたしてもベタ褒めである。
夕ご飯を食べている間も「きれいねぇ」と言い、お風呂から出て居間に入ると「お、くりすまつり」と言い、翌朝起きて居間に来ると「くりすまつり、きれい」と言っていた。今回は私がほとんど飾りつけをしたよ、という自身と誇りが垣間見える。
まだ3週間ほどあるが、あとはプレゼントを待つだけだ。今年は「リカちゃん」が欲しいそうなので、サンタさんにお手紙を書こうね、とマミに言われて盛り上がっているりーちゃんである。
それにしてもりーちゃんは、一生、サンタさんを信じ続けるのだろう。それはそれで、素敵で幸せなことだと思うマミとダディなのです。
ちょっとわかりづらいですが…。下の方に線路と汽車。なぜか「ポケーッ」のニワトリも。
