以前のブログから引き続き、りーちゃんの朝は相変わらず時間がない。

 

この日の朝はかねてからりーちゃんの謎の一つでもある異常な早起きをしていた。早起きをしたりーちゃんは、マミとダディが寝ているのを好機として、好き勝手なものを食べて飲んで、あるいはお皿に盛るだけ盛っておままごとをして、好き勝手な服装をして、好き勝手に過ごしている(←どんだけ好き勝手なんだろう・・・)。

 

逆に良い点として、お着替えはほとんど終わっている。そのためお皿の様子などを見て、必要と思われる朝食を用意し、歯磨きをして、この時期だと防寒着を追加すれば、準備万端になる。したがって、りーちゃんが早起きをした朝は遅れそうになることも、通常は、あまりない。

 

ところがだ。この朝はりーちゃんがあまりに眠くなってしまい、思うようにいかなかった。そもそも、早朝からオムツで用をたしており、まずオムツの交換を拒否していた。やっとのことで交換できても、歯磨きをなかなかしてくれない。歯磨き後のうがいも嫌がる。などなど要所要所で時間をとられてしまった。

 

結局、家を出たのは前日と同じくらいの時刻である。思えばこの一週間、「あと3分でいいから早く出たいよね~」と月曜日から言い続けて、結局実現しなかった。マミもダディも、前日よりは少しだけ早起きしたんだけどねぇ。

 

マンションの前でお友達に遭遇するも(前日と同じ)、お友達の方が歩くのが速いので置いて行かれる(これも前日と同じ)。バスが来て追い抜かれるのではないかと焦って歩き(これも前日と同じ)、集合場所の少し手前で追い抜かれ、皆さんを待たせるかどうかギリギリのところでバスに乗ったのだった(結局、すべて前日と同じだ)。

 

りーちゃんがバスに乗って出発した後、他の保護者の皆さんに挨拶して、ダディは帰宅する。この時、ふと空を見上げると、雲一つない快晴だった。実はこれも前日と同じ。前日も同じような快晴で、「りーちゃんと歩いている時は時間がなくて焦っていて、『お空がきれいだね。雲がないね』などの会話ができなかった。明日はそういう会話ができるように、余裕をもって出よう」と後悔したのである。

 

少し時間に余裕をもって、天気や自然などのことを親子で会話しながら、通学できたら理想的だなと思う。障害のあるりーちゃんだからこそ、情緒的に豊かな生活を心がけたいと思うマミとダディ。来週は、来週こそは、もう少し早く家を出られるよう、工夫したいですなぁ。