以前、同じタイトルで、りーちゃんのオムツが取れていないこと、デイサービスでは過去に2度ほどトイレが成功したが、家では一度もないこと、トイレができないと高校卒業後に働くことができる見込みがほとんどないこと(だいたいの職場や作業所では「自分でトイレができること」を条件にしている)、などを書かせていただいた。
オムツが取れないのはその後も変わらない。ただ、明らかに様子は変わって来ていて、親としてちょっとだけ希望が持てるようになった。
りーちゃんは夜、お風呂に入るとおしっこをすることが多い、と以前も書いたが、それは今も続いている。どうやらりーちゃんの中でお風呂はおしっこをするところ、という認識になっているようで、もうおそらく半年近く、ほとんど毎晩、お風呂でおしっこしている。ちなみに当然ながら、湯舟の中ではなく洗い場でしております。
これを何とか生かそうと思い、マミとダディで協力して、お風呂に入る直前にトイレに座らせようと、何度か試みている。しかしこれらの試みはいずれも失敗に終わっている。りーちゃんがものすごく抵抗するのだ。それでも懲りずに、これからもチャレンジしてみたいと思う。
お風呂でおしっこをするようになるもっと前から見られる変化として、朝のオムツがある。以前は朝、起きる時に、布団の中にいながらにしておしっこをしてしまうことが多かった。しかしここ2年くらいは、起き出して居間に行ってから、朝ごはんを食べようかという頃にしていることが多い。
やっぱりこれをどうにか生かそうと思って、マミとダディは協力して、朝ごはんを食べる直前にトイレに誘導しようと思い、何度か挑戦している。が、これらの挑戦も全く成功していない。やはり、りーちゃんの抵抗がものすごいのだ。もちろん、この挑戦もこれから大いに続けたいと思っている。
さらに最近の変化として、オムツで用をたした後、自らトイレに入ってオムツを交換することが時々ある。トイレの外で(新品のオムツが置いてある部屋で)交換することは以前からあったが、自ら新しいオムツを一枚携え、トイレに入り、大きいほうはトイレに流し、ペーパーでお尻を拭き拭きして出てくる(もちろんちゃんとは拭けていないが)、なんていうことすら最近は見られるのである。
そこまでできるんだったら、トイレでしちゃったほうが随分簡単じゃないか・・・とマミもダディもついつい突っ込んでしまうのだが、良い方向に向かっているのは間違いないだろう。
ちなみに自分でオムツ交換をした時は、その場に使用済みオムツを放置しているので、親が気がつかないうちに交換している時など、しばしばびっくりさせられる。まあこれも、りーちゃんが成長していることを示す嬉しいサプライズということで。前向きに捉えましょう。