これまでに「りーちゃんのお言葉」はその5まで、「りーちゃんの会話」はその4までブログを書かせていただき、りーちゃんの特徴的な言葉づかいや会話での成長ぶりなどをご紹介した。

 

それぞれのエピソードを書く時にはよくよく思い出して書いているのだが、あとになって「あ、忘れてた」「あれもあった」などと思うことも少なくない。それで同じタイトルを使う回数が多いのですな・・・。

 

さて、11月も下旬に入ったこの時期、街中もテレビの画面もクリスマスモードになっている。先日訪れた夢の国(土地のほう)もそうだった。あちこちに飾られているクリスマスツリーを見て、りーちゃんはこう言う。

 

「あ、くりすまつり」

 

説明するまでもないと思うが、「クリスマスツリー」を短縮しているのである。文字による言語理解がほとんどないりーちゃんは、耳に入ってきた言葉を自身の理解で話す。「ひな祭り」「夏祭り」といった言葉とごっちゃになって、「くりす祭り」になっているようだ。

 

よく考えてみると「くりすまつり」はなかなか秀逸な表現に思えてくる(←親の欲目ですな・・・)。この一言で「クリスマス」「(クリスマス)ツリー」、さらには「祭り」を連想させる。りーちゃんに限らずクリスマスは子どもにとっての一大イベント。美味しいご飯を食べ、普段は食べないようなケーキをいただき、さらにはその1年間で最大クラスのプレゼントまでもらえるのだ。年の一度の「祭り」状態であるのは間違いないだろう。

 

何歳くらいからりーちゃんが「くりすまつり」と言い出したのか、定かではないのだが、もう何年もこの時期になると言っていると思う。我が家でも、お兄ちゃんが小さいころから何年にもわたってツリーの飾りつけをするのだが、りーちゃんは毎年楽しそうに「くりすまつり、しよ」と言って飾りつけを手伝ってくれている。

 

ちなみに今年はまだ飾りつけをしていない。わりといい加減なマミとダディは、クリスマスツリーとかひな人形とかを飾る時期が、一般的な家庭に比べて遅いと思う。そして、しまうのも遅れがちである。さすがにツリーは、年をまたがない程度に急いではいるが・・・(←というか、もう少し急ぎなされ!)。

 

ひな人形に比べてツリーは飾りつけが簡単なので、りーちゃんにもたくさん手伝ってもらえる。先日の支援学校の文化祭ではハート型のオーナメントを購入したし、夢の国(土地のほう)ではクリスマスのシールをいただいた。

 

りーちゃんは今年も「くりすまつり」の飾り甲斐がありますなぁ。