8月に乳歯を7本も抜いてもらい、乳歯がなくなったりーちゃんだが、普段から定期的に歯医者さんに行き、検診をしていただいている。この日は検診だけの予定だった。

 

歯を抜いた頃からアプリを使って自分で歯を磨くようになったりーちゃん。それからおよそ2カ月半。親たちによる「仕上げ」はできないことも多く、ちゃんと磨けているのかどうか、ハラハラしながら検診に向かった。

 

結果的に「新しい虫歯はないですね」と先生。マミもダディも揃ってホッとした。先生にはもう何年も診ていただいていて、いつもはかなりお忙しそうにしているのだが、この日はちょっと余裕があったようだ。

 

虫歯を作ってしまうかどうかは、結局、間食。中学生になって学校からの帰りの時間も遅くなり、すぐに夕食ということも多いと思うから、間食は減らせるのでは。夕食までに時間が空くようなら、先にお風呂に入って、ふろ上がりに冷たいお水を飲ませて、ジュースを飲まないようにすれば。あとは土日の過ごし方、いかにおやつを減らすかですね。などなど、多岐に渡るアドバイスをいただいた。

 

確かに、中学生になってから甘いものを食べる機会は減ったようにも思うので、それも虫歯ができなかった理由の一つかと思う。その他のことは、実際にできるかと言われると、なかなか自信のない両親である。しかしもう永久歯になっているりーちゃんなので、親たちも気を引き締めて、やるべきことはやらなければいけない。

 

さて、やはり歯医者に来ると落ち着かないりーちゃん。順番を呼ばれて診察台に上がるときに、相変わらず自分で自分を言い聞かせている。「すぐおわるからね」「きょうは、みるだけだらからね」「いたいいたい、ないよ」などと親たちに言われた言葉を反復する。そして「間違いないよね?」と言わんばかりにマミとダディに訴えかけるのだ。なかなか健気である。

 

外で順番を待つ間には、よその小さな女の子とお母さんの会話が聞こえてきた。「もうおうちかえる~。パパとあそびたい~」と泣き声混じりに訴える女の子は2~3歳くらいだろうか。「もうグルグルはないよ。大丈夫だよ」と返すお母さん。そう、りーちゃんもいまだに治療の時にはネットでグルグル巻きにされるのである。その姿はいつ思い出しても滑稽だが、笑ってはいけませんね。

 

というわけで、今回の歯医者さんは何事もなく無事に済んだりーちゃん。次回は来年2月。それまで歯磨きと、おやつの摂生に努めましょう。マミとダディも頑張らなければ!