りーちゃんの大暴れはあったものの、なんとか食材を調達した我が家。いよいよバーベキュー場に出発である。


事前にネットで予約したので写真等は見ていたが、現地に着いてみるとそれはそれは景色のキレイな場所だった。平日なので、我々以外にバーベキューを楽しんでいるのは1組だけ。わずかばかりの場所代を支払えばのびのびとバーベキューを楽しむことのできる環境だ。


さて、前回はバーベキューの準備が整ったところで雨に降られたりーちゃん御一行。その反省から、今回はやはりテントを用意しようということで、脚つきの三角屋根のものを購入していた。この日は10月半ばだというのにカラッと晴れて気温も上昇。雨とは無縁だったが、むしろ日除けとしてテントが大活躍。やっぱりバーベキューするならテントは必要だよねぇ、とドヤ顔のマミとダディ。


ところが、そこは我が家である。準備万端でスムースに事が運ぶことはまずない。今回もしっかりと、イスを忘れて来たのだった。車に入れっぱなしだった唯一の椅子には焼き係のダディが、クーラーボックスにはマミが座り、子供たちはレジャーシートの上へ。


ところが、レジャーシートの下は石も転がる地面であり、直に座るにはちょっと痛い。お兄ちゃんが車からクッションや毛布などを持ってきて、りーちゃんにもその上に座るよう勧めるのだが、頑なに嫌がる。足痛くないの?と心配する3人をよそに、りーちゃんはずっと痛そうな地面に座っていたのだった。


こうしてちょっとしたトラブルはあったものの、やはり晴天でのバーベキューは雨天の何倍も楽しい。雨で皿がフニャフニャになることも、肉の味が薄まることも、ずぶ濡れで寒さに凍えることもなく、肉も野菜も海鮮も、焼きそばもマシュマロも4人で堪能した。りーちゃんもお腹いっぱい食べた(と思うけど、足りたかな?)。


お腹が満たされたりーちゃんはシャボン玉で遊び、その他3名はお片付けである。本格的なものを求めない我が家のバーベキューはカセットコンロを使うので、片付けもさほど手間はかからない。シャボン玉を楽しむりーちゃんの背景は抜けるような快晴の青空。マミにはりーちゃんがアルプスの少女のように見えたのだった。


この日のうちに寮に帰らなければならないお兄ちゃんは、最寄りの駅に送ってここでお別れ。3時間以上かけて、乗り継ぎながら無事に帰った。お兄ちゃん、大人になりましたなぁ。


車の3人は夕食の時間前に帰宅できるはずが、ひどい渋滞で2時間以上遅れて到着。平日だったのでここまでの渋滞は想定外。りーちゃんとマミは車内でたっぷり昼寝した。


今年は珍しく二度もバーベキューを敢行したりーちゃん一家。次回は来年になるだろうけど、その時は果たして、忘れ物をせずに楽しめるのだろうか。



山と川が見える高台のキャンプ場でした❗️


素晴らしいお天気に恵まれました☀️