「りーちゃんの会話 その2」という前々回のブログでは、りーちゃんが「○○ください」と言わず、「あれ?○○は?」「○○、なーい」と言うことで要求が通ってしまうという、我が家の甘やかしぶりをご紹介した。

 

しかし先月当初の「りーちゃんの会話」でご紹介したように、りーちゃんの会話力は確実に高まっている。テレビやYouTubeの影響を受けたり、学校の先生の口ぶりを真似したりして、まさに日進月歩だ。

 

少し前にりーちゃんが好んで真似をしていたのは、YouTubeに出てくる女の子が言っていた「あたしがやるー」である。「誰がやってくれるかな?」というような問いかけに対して、「はいはいはいはーい」と元気よく手を挙げて答えるシーンだったと思う(←親はちゃんと見ていないのでよく覚えておらずすみません)。

 

ただし、りーちゃんが言うと、「あたしヤガる~」となる。うーん、惜しいっ!でもそう言いながら、朝ご飯や夕ご飯の支度を手伝ってくれるのはとてもありがたい。ちなみになぜか、「あたしヤガる~」と言った後に変顔のような表情をするのも、なんだかおもしろい。

 

そしてつい最近、りーちゃんはとても意外なセリフを口にした。車に乗ろうと、駐車場をりーちゃんとダディが歩いていた時のこと。突然りーちゃんが立ち止まり、ダディにも止まるよう促し、近づいてきてダディの腰のあたりをさするような仕草をした。そしておもむろに、低い声でこうつぶやくのである。

 

「あー、こしが、いたいのか~」

 

おそらくダディが何かにつけて「腰が痛ーい」とりーちゃんに言っているせいもあるのだろう。ダディは急いでいる時など、りーちゃんが立ち上がってくれないと、「ダディは腰が痛ーい。助けてくれる?」などとズルい(?)手を使って急がせることが、しばしばあるからだ。もっとも、この時は腰が痛いそぶりなどはまったくしていなかったのだが。

 

しかしそれ以上に、学校かデイサービスの先生の影響もあるのだと思う。上記のセリフをつぶやいた時のりーちゃんは、とても大人びた言い方だった。りーちゃんもちょっとしたことで「あしがいたーい」とか「てがいたーい」などと頻繁に言うので、先生が「そっかー、手が痛いのかー」などとおっしゃることもあるのだと思う。

 

普段は中学1年生らしからぬ幼児っぽさばかり見ているので、時に見せる大人っぽい言動は、マミとダディをハッとさせる。これもりーちゃんの成長の一歩なのでしょうねぇ。