最近のりーちゃんは、ダンス教室に毎週通っている。以前は2週間に一度程度だったのだが、年に一度の発表会に出場するための条件となっている参加頻度を満たすために、毎週参加となった。りーちゃんもダンスはもちろん、ダンス教室も大好きなので、ちょうど良かったとも思う。
ダンス教室も人数が多くて、練習会場の確保もなかなか大変なようだ。今回は横浜駅にほど近い会場だったので、練習後に中華街に行くことにした。
りーちゃんは障害者手帳を持っているので、公的な駐車場だと割引を受けられることが多い。この日も、練習会場、そして中華街、それぞれの駐車場で割引を適用していただいた。こうした行政サービスは、本当に本当にありがたいです。
中華街の駐車場に車を停めて、いざ出発。マミが以前行ったことがあるという、カニチャーハンで有名なお店を目指して歩き始めた。ところが、中華街ってどっちを見ても似たような景色で、結構迷いません?我が家三人も少し迷って、りーちゃんに結構な距離を歩かせてしまった。しかしりーちゃんは文句も言わず黙々と歩いていた。だいぶ成長しましたなぁ。
少し早めの時間だったので並んでいる人はいなかったが、しばらく待ってくださいとのこと。ようやく到着したのに食事にありつけないということで、それまでおとなしかったりーちゃんも、「アイス食べたい」と言い始めた。すぐ隣にソフトクリームを売っているお店があったのだが、「こおり、こおり」とりーちゃんが所望するかき氷はなく、りーちゃんを説得しているうちに店内に呼んでもらう時間になった。
中華街での料理は、一皿の量がとても多い。海鮮と野菜の炒め物、チャーシュー麺、そしてお目当てのカニチャーハンの3品しか頼まなかったが、3人でお腹いっぱいになった。りーちゃんは麺類大好きなので、チャーシュー麺にがっつくかと思いきや、意外と炒め物をよく食べ、カニチャーハンも両親と同じような量をキレイに完食した。美味しいものは、よくわかるのかねぇ。
お店はかなり年季が入っていて、食事をしながら「何年たっているんだろうねぇ」と話していた。火災報知機などはかなり年代を感じるもので、昭和を感じさせる内装でなんとも懐かしかった。
広さでいうとテーブルは5つくらいしかないのだが、家族で切り盛りしているようで、フロア担当のお姉さんは忙しい中でもとても愛想が良く、りーちゃんも上機嫌。中国語で「ありがとう」は「しぇーしぇー」だと教えてもらって、何度も真似をしていた。
最後に店を出る時、「しぇーしぇーしぇー」になってみんなで大笑い。よい時間帯になったので店外には行列ができていた。とってもおいしくて楽しい夕食になりました。