以前、「りーちゃんの「おいおいおい」」というブログで、千と千尋の映画に出てくるキャラクターの真似をするりーちゃんをご紹介した。おじさんのような緑色の顔だけのキャラクターが3体出てきて、「おい、おい、おい」と言いながら飛び跳ねているのだが、りーちゃんはこれがお気に入りだ。
りーちゃんは彼らの真似をするのが好きで、いまだにダディと一緒に「おいおい」しているのだが、あとから付け加えられたのが、手をあごにつけながら「おい、おい、おい、おいもの」と言う仕草であった。支援学校のある先生がいる時に、なぜかりーちゃんはこれをする。
・・・とここまではその時のブログでご紹介したお話なのだが、実はその続きがある。家でこの「おいもの」をする時は、必ずと言って良いほどそのあとに、「おいも、たべたね~」と言うのである。確かに6月だったか、川遊びに行った際、宿泊したホテルの横にお店があって、さつまいものスイーツを食べた。
ということは「おいもの」の語源はさつまいもであって、映画のキャラクターとは無関係なのだろうか。マミもダディもその映画をちゃんと見ていないので、今もよくわかっていない。
実は、りーちゃんが同じような言葉遣いをする例がもう一つあって、それは「からもの」である。最初は両親が食べるキムチを見て「からもの」と言っていた。その後、スパゲティを食べる時に出すタバスコを「からもの」と言うようになった。今では辛いものをりーちゃんが食べようとすると、逆にマミやダディが「からものだよ、大丈夫?」とりーちゃんに聞くようになった。
ということは、りーちゃんの言う「○○もの」はやはり食べるものを指すのだろうか。もしかすると「食べ物」からきているのかもしれない。それともこれらの言葉どうしに、関連性は全くないのかもしれない。
そんなことを考えているうちに、他にも「○○もの」という言葉をりーちゃんが発するのではないか、と期待していたが、以後は特に似たような新語は飛び出していない。その一方で、スパゲティを食べるたびに、りーちゃんは今もタバスコのことを「からもの」と呼んでいる。他方で例の先生を見ても、「おいもの」はしなくなってしまった。
親の立場で深く考えても、答えが出ないことはわかっているのだが、独特な言葉遣いなのでマミもダディも興味深々である。