何度か書かせていただいたことがあると思うのだが、りーちゃんは時々、語尾を繰り返すことがある。特定の言葉について、語尾の部分を繰り返すのである。例えば、「~しました」は「~しましましました」と「シマシマ」が入ってしまう。「おさかな」は「おさかなかな」となる。

 

同様の言い方になるのは、「はずかしい」である。頻度の高い用例としては、お兄ちゃんに対して、「ちょっと~、はずかしかしかしーよー」とたしなめる時だ。全ての言葉にこうした「繰り返し」が入るわけではなく、どうしてこうなるのかは、親としてもよくわからない。

 

話はそれるが、りーちゃんは小学校5年生くらいから急に発育が良くなった。知的の面ではなく、身体の面での話である。食べる量も増えて体格も良くなっていったのだが、正直に言えば、お胸がボンボンである。

 

普通の下着のシャツでは目立つということで、胸にパッドが入った下着を、5年生くらいから着用している。これが以前ご紹介した「おねえさんシャツ」だ。最近は外出時、当然のように自らおねえさんシャツを着てくれて、親としても助かっている。

 

そしてようやく話がつながるのだが、お風呂上がりのりーちゃんがとっても「はずかしかしかしーよー」なのである。というのもりーちゃん自身は、自分の身体の発育を何とも思っていない。そのためお風呂を出て身体を拭いたあと、オムツ一丁で遊んでいたりする。

 

マミやダディが「はずかしかしかしーよ」と言って着させるのだが、本人は全く無頓着だ。考えてみるとオムツを履いている子どもというのは小さい年齢であることが多いわけで、りーちゃんのように身体がある程度発達していながらオムツを履いているというのは、ちょっとアンバランスな絵である。

 

親としては、りーちゃん自身の安全の意味もあるので、「いつまでも幼くてかわいいねぇ」とばかりも言ってはいられない。見られたら恥ずかしい部分を隠すということも、学んでほしいところなのだ。

 

りーちゃん、そうしたことも徐々に理解してくれるかねぇ。