りーちゃんは基本的に何でも食べるが、夕食時にご飯のお供として欠かせないのが納豆だ。
マミもお兄ちゃんも納豆は大好き。ダディは子どもの頃から食わず嫌いで、他のものは何でも食べるが納豆だけは苦手。そういうわけで、我が家の冷蔵庫には常に納豆がある。
りーちゃんは家での食事の際、お皿はあまり気にしないのだが、フォーク、スプーン、はし、レンゲなどは決まったものでないと嫌がる。ただ、フォーク、スプーンは使用頻度が高いため3つくらいをローテーションしている一方で、はしとレンゲは必ず1種類しか使わない。
レンゲは味噌汁専用で、コーンスープなどになるとスプーンを使う。はしは納豆と生卵ののかき混ぜ専用で、納豆ご飯や卵ご飯はスプーンで食べる。特にこのはしがりーちゃんのお気に入りで、お兄ちゃんの小さいころから使っているためボロボロなのだが、まだまだ現役である。ドラえもんの絵が描いてある短いはしで、りーちゃんは「ドラえもんはし」と呼んでいる。
夕食の食卓でご飯とおかず、食器類を一通り並べてさぁ食べよう、と親たちが思っていると、りーちゃんが怒気を含んだ声で、「ドラえもんはーし!」と抗議することがある。「もーう、どらえもんはし!」と言いながら自ら取りにに行くこともしばしばだ。
YouTubeかなにかでドラえもんのお話を見ていることもたまにあるので、ドラえもんにはかなり愛着がありそうなりーちゃん。そういうわけで、比較的近所にある藤子不二雄ミュージアムにお出かけすることにした。なんと、りーちゃんと付き添い1名は無料なのです。ありがとうございます!!
この日はマミが用事があってダディとのマンツーマン。駐車場はないので電車とバスで向かうことにしたが、今回もりーちゃんは座り込んだりせず移動はスムースだった。バスはドラえもんの装飾がなされていて気分も盛り上がる。いよいよ入場してお庭に出ると、土管3本とドラえもんが!列に並んでさあ、りーちゃんのお待ちかね、ドラえもんとの写真撮影!と思っていた。
順番が来ると、りーちゃんは真っすぐドラえもんの方へ…ではなく、まさかの土管の方へ一直線。ドラえもんには目もくれなかった。ダディの呼びかけにも応じず土管で遊ぼうとするりーちゃん。仕方なくドラえもんのはるか後方にいるりーちゃんをフレームに収めて撮影した。
なんとなくそんな気はしていたが、りーちゃん、ドラえもんに愛着があるわけではなく、「ドラえもんはし」に愛着があったんだねぇ。その後も藤子先生の鉄道ジオラマの前に30分くらい座り込んだり、いろいろな展示に触れて、大満足で帰路についたのでした。
(かろうじて撮れたドラえもんとのツーショット(?)写真!)
