先日、りーちゃんは近所の大きな病院で目の検査をした。

これまで視力検査ではきちんと測れたことがなく、りーちゃんの視力はよくわかっていなかった。それでも普段の生活を考えると、結構離れたところでもマミやダディを認識して手を振ってくれるし、わりとよく見えているような気がする。ただ、ダウン症のお子さんの中には眼鏡をかけている方も少なくないので、ちゃんと測れたら良いなあとは思っていた。

前回はマミだけが付き添ったのだが、今回はダディも一緒。万全の態勢である。りーちゃんは学校からデイサービスまで戻ってきて、すぐに我が家の車に乗ることになった。その時も、車の中にダディの姿を見つけるや、ニコニコしながらものすごい勢いで走ってきた。結構離れていたが、やはりよく見えているようだ。

病院につき順番が呼ばれると、早速、視力検査から。「メガネかけますよ~」と言われ、片目を隠す形になっているメガネをかけられても、嫌がることがなかったりーちゃん。今回は、「C」の開いている方向を、顔を上下左右に動かすことで示すことができて、無事に視力を測ることができた。右も左も、0.6~0.7くらいとのことだった。

次に眼圧や乱視を調べる機械の前に移動させられたりーちゃん。あごを乗せて、額を枠に当てる例のやつだ。ここでもりーちゃんは、先生に言われるとおりに顔を乗せることができた。さらには「気球をよく見ていてね~」と言われ、その通りにじっとしていることができた。今回の目の検査は100点満点だった。

視力が上記の程度で、乱視があるので、メガネをかけるかどうかは微妙ですね、と先生。マミとダディからすれば、おそらくりーちゃんはメガネを邪魔に感じるだろうから、ないほうが良いだろうという判断。メガネについては見送りとなった。

検査のあと、頑張ったから、病院の中の喫茶店でケーキを食べようということになったりーちゃん。どれがいい?と聞かれて、「これと、これ!」と言ってモンブランとミルクレープの二つをちゃっかり注文した。

最後に親バカ発言をお許しください。視力検査で、「うえ~」「した~」は答えられたのだが、左右については右(左)を向きながら「こっち~」と答えていた。その姿はとてもとてもかわいらしく萌え萌え。

それにしても、左右の認識は上下に比べて難しいのだねぇ。帰りにマミが一生懸命教えていたけど、今一つピンとこない様子のりーちゃんでした。