ここ最近はコロナ禍もありお花見をしていなかったが、先日、久しぶりにお花見をした。りーちゃんにとっては、何年ぶりのお花見だろう。

事前にしっかりと計画していたわけではなく、ダンススクールのある日がちょうど満開の予報だったので、前日に急遽思いついてダンスの前に敢行した。ダンス仲間の二家族に声をかけると、是非行きましょう、とのこと。ダンススクールの会場近くの公園に集まることになった。

やはり多くの人々が同じことを考えたようで、桜の木の下は満員御礼。りーちゃんをはじめとする子供たちは花より遊具だろうということで、先に到着した家族が遊具の近くの場所を確保してくれていた。日差しも強くて少し暑かったけど、遠くの桜を眺めながらみんなでランチ(スーパーで買ってきたお弁当だが)を食べて、お菓子を交換して、とても楽しいひとときに。

お腹が満たされると子どもたちは遊具で遊びに行ったが、さて、他のご家族はともかくとして、我が家の課題は引き上げる際にりーちゃんをいかに遊具から引きはがすか、である。この日は後ろにスケジュール(ダンス)があるので、遅れるわけにはいかない。

別の場所での遊具の時もそうだったのだが、最近のりーちゃんは、滑り台などの待機場所の片隅でしゃがみこんで、しばらく動かないことが多い。暑いのに水分を勧めても飲まないし、滑って降りたら、と勧めても降りない。体も大きくなってきて、遊具で遊んでいる子どもたちの中ではひときわ大きいほうなので、ちょっと邪魔かな、とも思う。もっとも、狭いトンネルとかつり橋のような揺れる遊具とかだと、りーちゃんがなかなか進まなくて本当に渋滞を引き起こしてしまうので、それよりはマシかな、とも思う。

そうこうするうちに時間も近づいてきて、りーちゃんに「そろそろ行くよ」とか「ダンス行こう」とか語りかけるのだが、りーちゃんはなぜか怒る(笑)。まだ遊びたいということなのだが、「うーーーう!」とか「もーいい、もーいいの!」などと言ってはなかなか切り上げてくれない。しかし今回はダンス、それも仲の良いお友達二人と一緒だったので、説得は比較的容易だった。が、それでもダンスの時間にはギリギリになってしまった。

家に帰って改めてりーちゃんに、「もう帰るよ、と言っても帰らなかったら、公園に行けないよ。これからはちゃんとオシマイできる?」などと何度も語りかけたが、なかなか良い返事はもらえなかった。りーちゃんは理解して同意する時はちゃんと、「うん、そーだね」などと言ってくれるので、理解していないのか、同意したくないのか…。

20歳くらいまでは精神的な成長もあるようなので、りーちゃんの成長を気長に待ちたいマミとダディです。