りーちゃんは最近、服装の好みが出てきて自分で服を選ぶようになった、というお話を「りーちゃんのおしゃれ」で書かせていただいた。

その後、朝のお着替えはりーちゃん自身で選ぶようにさせることが多くなり、それなりにうまく行っている。りーちゃん自身も迷うことがあるようで、一旦選んだ服を、やっぱりやめた、という感じで取り換えに行くこともあるのだが、基本的にはバトルをすることは少なくなった。

相変わらずりーちゃんはミニスカートにハイソックスなど、露出の多い服装を好んでいる。実は、こうした服装を好むようになったのは理由があることが発覚した。

いつものダンス教室でのこと。他のお友達のお母さんがこんなことを言っていた。「デイサービスにいったら、女の子たちはみんな薄着で、ミニスカやショートパンツにハイソックスなの。寒くないの~?って言ってたんだけど。どうやら流行っているみたい。」

…なるほど。りーちゃんの服装そのままである。どうやらりーちゃんもデイサービスのお姉さんたちやお友達の服装に影響を受けて、真似しているようだ。2年ほど前まではファッションに全く無頓着だったりーちゃん。周りのお友達と同じような格好をしたいと思うようになって、実際にそうした服装を好むようになったのは、やっぱり女子だなぁと、マミもダディもりーちゃんの成長を感じている。

さらに別のお友達のお父さんからは面白いお話が。「うちの子は上着のジッパーの位置にすごくこだわりがあって。寒いだろうと思ってこっちが上まで上げてあげると、『ちがう!』って怒って、自分の好きな位置に戻すんですよ。マジックで線を書いておこうかと思うくらい(笑)、こだわってる。」

りーちゃんは上着のジッパーの位置にそこまでのこだわりはないが、これを着たいと思ったら頑なに違う服を受け入れないなど、このお友達と似たようなところはある。こうしたこだわりの強さは、ダウン症児あるあるなのかもしれない。

さて、今日もミニスカートに短いスパッツ、ハイソックスで元気に登校したりーちゃん。ところでなぜ毎回毎回、ハイソックスを左右逆に(ワンポイントがひざの内側に来るように)履くのだろうか。これもりーちゃん特有のこだわりかな?